「ヤフーニュース、まだ書くなよ」長嶋一茂が語った育児経験“失敗談"に羽鳥慎一アナ「最悪だ」

0

2025年03月07日 11:48  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

長嶋一茂(2019年10月撮影)

元プロ野球選手のタレント長嶋一茂(59)は7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演し、かつて妻に言ってしまった言葉について、後悔の念を口にした。「これはヤフーニュース(に配信される)」とのツッコミを受けて、「ヤフーニュース(に)、早まってまだ書くなよ」と画面に向かって呼び掛ける場面もあった。


この日の番組は、「3月に離婚がなぜ多い? プロと考える夫婦の危機の乗り越え方」と題した企画を、パネルコーナーで特集。夫婦カウンセラーの松本尚子さんを解説役に迎え、関係の危機を乗り越えた夫婦がどんな解決法を取ったか、いうさまざまなケースを例示しながら、出演者も自身の考えや経験談を語る内容となった。


一茂は、仕事で家庭に長期不在の夫と、その間育児や家事ワンオペ対応を迫られた妻がどうやって危機を乗り越えたかというケースが説明された際、自身の育児への参加について振り返った。「(双子だったので)育児は大変だったんですよね。母乳は夜中も含めて2時間おき、1日で12回ずつの授乳。大変だなあと思って、ぼくも最初はママと娘たちと4人でいっしょに寝ていて、4人で寝るためのでかいマットレスも作ったけど、数週間でオレはギブアップした」と明かした。


「夜中ずっと泣いているんだもん…でも、その時のことをママは今も言うんだよね。『あなたはあの時、逃げたでしょ』って。でもぼくがいても、授乳はできない。何の役にも立たないというのがこちらの理論だったが、でも、あの時に同じ部屋にいてくれるだけでよかったんじゃないかな…」と述べると、カウンセラーの松本さんは大きくうなずき、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一も「役に立つ、立たないんじゃないんですよ」と指摘した。


一方で、一茂は「あの時、いてあげればよかったけど、ぼくも2時間おきに子どもたちに泣かれちゃったら睡眠不足になるし、仕事にも支障をきたすと思って、言っちゃったんですよ。『仕事が明日あるから、部屋を変えるよ』って」とも告白。元テレビ朝日社員の玉川徹氏が「それ、あるあるだよね。仕事とどっちが大切なのと、心の中で思っちゃう。あなた、結局仕事という言い訳で逃げたでしょ、ということでしょ?」と指摘すると、一茂は「仕事が大事なの?私が大事なの?と言われた時に『仕事しないと養育費は払えない』とは、絶対言っちゃダメなんですよ」と発言。これを聞いた羽鳥に「それはだめ」ととがめられた一茂だったが、「たぶん、オレ、20年くらい前に言ったと思う」と述べた。


その上で「オレは金を稼ぐ役、ママは家事をする役、みたいな、ね」とさらに発言。羽鳥は「最悪だ。最悪。これはもう、ヤフーニュース(になる)」と、一茂の発言がネット記事になるとの見方を示した。


一茂は「ちょっと、ヤフーニュース、早まってまだ書くなよ」とカメラに向かって"けん制"したが、羽鳥は「オレは稼ぐ。これはだめだ」とたたみかけた。


一茂は「だから違うって。誤解なきよう、聞いてよ」と、この言葉は自身の言葉ではないと必死に釈明。「ややもすると、男はそういうものを持っている人は多い。仕事にプライドも持っているし」と主張しつつ「何を言いたいかというと、紆余(うよ)曲折経験しながら、ぼくも今、懸命にお話ししているところ。とにかく、思いが大事だということ」と、まとめた。


一茂はこれに先立ち、「うちは(結婚)26年目なんですけど、何かといろいろあります」と述べ、良好な夫婦関係を保つ秘訣(ひけつ)について「自分が、引いたところにいつもいて、距離感を取る」「はっきり申し上げて、女性の方が強いので、男はずっと引いていればいい。そういうことを言うと、女性はカチンとくるんですが、でもぶつかっちゃいけない。ママが全部正しいんです」と、語った。

    ニュース設定