9日放送『テレビ東京開局60周年特別企画 未来を創れ!若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち』に出演する佐々木蔵之介(C)テレビ東京 俳優の佐々木蔵之介が9日に放送される『テレビ東京開局60周年特別企画 未来を創れ!若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち』(夜8:50)に出演する。このほど取材に応じ、昨年57歳を迎えるまでの間に挑戦したことを明かした。
【写真】合成…じゃない!雪山を背に極寒の地に立つ佐々木蔵之介
取材には二階堂ふみも参加。これから挑戦したいことを聞かれ、「うーん…」と悩んだ後、二階堂が「挑戦ありますか、何か…」と記者に逆質問。「生活改善です」と返答があると、2人とも「したいね」「そういうことですよね」と納得の様子を見せたものの、佐々木は「無理やな、なかなかな」と笑みとともに自身の生活改善は難しいと本音をこぼす。
ここで佐々木は思い出したように「僕めっちゃ挑戦してました」と切り出した。昨年56歳を迎えSNSを始めたものの、「何にもわからんくせに、SNS1発目をインスタライブから始めたんですよ」とライブ配信からSNSを始めたことを明かし、二階堂含め一同が「すごーい!」と反応すると、「そうそう、みんなに『すごい』って(言われて)」と周囲からも同様の反応があったと笑みをこぼす。「逆にわからへんから、インスタライブから始めたんですけど」と周囲から思わぬ反応があったことを告白。SNSを本格的に始めるにあたって「56歳なんで、”56”の挑戦をやりますって言ったんです。」と明かした。
56個の”挑戦”を投稿するというもの。佐々木は「56歳終盤は、もう撮って出しのように挑戦しました。マネージャーも一緒に必死に作業してましたね」と過酷だったと苦笑。1日平均1投稿などさまざまなことに挑戦したとし、「『破門フェデリコ〜くたばれ十字軍〜』の舞台前まではちょこちょこ更新していたんですが、途中でピタっと止まる時期がありましたね。『どうする?何に挑戦する?これ間に合うか?』と言いながら挑戦していて、もう最後は夏休みの宿題のようでした」と更新にはムラがあったと振り返る。
多忙な中で挑戦したこととして「とりあえず、舞台があったから、劇場入口からステージまで”56歩で行けるか”」「舞台のスタッフTシャツ”56枚着れるか”みたいな」と”56”にかけた挑戦の数々。「しょうもない…いや、しょうもないいうたらあかんか」と笑いながら、挑戦を完遂したことを明かした。
昨年放送した本番組の第3弾で実現した「流氷を見ること」も56の挑戦のひとつ。もともとは「氷山を見に行く」としていたそうだが叶わず、「”氷山”はなかったんですよね。”流氷を見る”で許してもらいました」と明かす。「テレビ東京さんにいただいた機会をお借りして、1個の挑戦とさせていただきました」と番組との関連も。
佐々木は「57歳になった日にもう一回インスタライブをさせていただいて、1年間を通して実施した56の挑戦を全部発表し、『57からはこういう挑戦はしません!こんなんやるもんやないです』って挑戦はしないことにしました」と決意したと笑いまじりに語った。”56の挑戦”の完遂後の感想を問われると、「…達成した感あったっけ?」と笑いをこぼしながら振り返る。「もうギリギリですよ。自分のインスタライブやるまでギリギリ。バタバタでした」と達成感も感じる暇はなかったとし、「挑戦は数やりゃええちゅうもんじゃないと思いました。掲げるもんじゃないと」といまは晴れ晴れとした笑顔で語った。
本番組は、佐々木と二階堂をナビゲーターに迎え、テレ東で2024年に3回放送されたJAPANプロジェクトの第4弾。今回は日本の未来をつくる「若き力」に注目。世界が熱狂するJAPANコンテンツ・ウルトラマンの“舞台裏”。未来の起業家の育成を目指し全国から“希望の種”が集まってくる学校の挑戦。さらには売上高470億円に迫るテンポスホールディングスのトップを務める“破天荒社長”が仕掛けた後継者レースの現場に密着。創業130年を超えるかまぼこ店を継いだ“素人社長”との対談から「挑戦のヒント」を見出す。取材ドキュメントパートとオリジナルドラマで構成する挑戦的な番組となっている。