9日放送『テレビ東京開局60周年特別企画 未来を創れ!若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち』に出演する(左から)佐々木蔵之介、二階堂ふみ(C)テレビ東京 俳優の佐々木蔵之介と二階堂ふみ、9日に放送される『テレビ東京開局60周年特別企画 未来を創れ!若きプロフェッショナル ニッポンの挑戦者たち』(後8:50)に出演。この度取材に応じ、”若き力”について語った。
【写真】白ニット姿の二階堂ふみがバルタン星人とセルフィー!
本番組は、佐々木と二階堂をナビゲーターに迎え、テレ東で2024年に3回放送されたJAPANプロジェクトの第4弾。今回は日本の未来をつくる「若き力」に注目。世界が熱狂するJAPANコンテンツ・ウルトラマンの“舞台裏”。未来の起業家の育成を目指し全国から“希望の種”が集まってくる学校の挑戦。さらには売上高470億円に迫るテンポスホールディングスのトップを務める“破天荒社長”が仕掛けた後継者レースの現場に密着。創業130年を超えるかまぼこ店を継いだ“素人社長”との対談から「挑戦のヒント」を見出す。取材ドキュメントパートとオリジナルドラマで構成する挑戦的な番組となっている。
「若きリーダーに必要なことは?」という話題に。佐々木は自身が身を置く芝居の現場を例にあげ、「芝居をやっている瞬間は上も下もなくて、みんな同じところでやってるんですよね、ドラマも映画も。特にドラマとかは出自が違う。私は舞台ですけど、モデルの方もいれば歌手の方だったり、いろんな方がいらっしゃる。年齢もさまざまです」と老若問わない環境だと話す。「お互いリスペクトし合わないと成立しない状況にもなってるんですよね、僕たちの仕事は」とした上で、「お互いリスペクトする場所であるのはいい環境なんだろうなと思う」と真剣な表情で語った。
また、年を重ね、番組などで年下のディレクターと仕事をすることが増えてきたとし、「こちら側も門戸を開いて、若い人が言いづらくなってしまわないようにしなければ」と意識するようになったという。「最近は携帯でYouTubeやSNSなどいろいろなことをされている方が多い、皆さん映ることや喋ること、機械や編集に慣れてらっしゃる方が多いのでこちらが学ぶこともたくさんありますね」と告白。「キャスティングボートを握る年代なのかもしれないけど、僕の中ではそういう(年齢についての)意識もそこまではなくて、リスペクトする人が多い」と佐々木も敬意をもっていると明かした。「新しいことへのチャレンジを受け入れる環境を年長者も考えていかないといけない」と挑戦には環境が必要だと語った。
二階堂は「佐々木さんがおっしゃってたように、やっぱり年齢や性別を超えてリスペクトと認め合うことっていうのは大事だと思います」と佐々木の言葉に重ねて強調した上で、さらに「人を大事にできるっていうことが大切なんじゃないかなと思います」と現実を踏まえて真摯に言葉を紡ぐ。「昭和だろうが平成だろうが令和だろうが、そういう人を大事にしてきた人たちがやっぱりイノベーションを起こしていってるんじゃないかな」と挑戦の先に何かを生み出す人々の必須条件だと語った。