IU×パク・ボゴム:Netflixシリーズ『おつかれさま』インタビュー「私が演じるべき役だと感じた」

0

2025年03月09日 14:30  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

IU×パク・ボゴム、Netflixシリーズ『おつかれさま』独占配信中
 動画配信サービス「Netflix」で7日から配信がスタートしたNetflixシリーズ『おつかれさま』で、ダブル主演を務めるIUとパク・ボゴムにオンライン・インタビューを実施した。

【画像】Netflixシリーズ『おつかれさま』フォトギャラリー

 1960年代の韓国・済州島で生まれ育った海女の娘オ・エスン(演:IU)と、魚屋の息子ヤン・グァンシク(演:パク・ボゴム)。子どもの頃から、予測不能な青春時代、そして人生の試練に直面する中年期まで。2人の人生をカラフルに、そして奥深く紡ぎ出すストーリーが展開する。

 エスンは、心の中は絹ごし豆腐のように柔らかいのに、表向きは冷たく無関心を装っていた。一方、グァンシクは、外見は穏やかでも、内には鉄のような強さを秘めていた。そんなグァンシクは、家から魚をこっそり持ち出しては、エスンに差し入れをして、支え続けてきた。

 文学少女に成長したエスンは、「キャベツは甘いよ…」とすら言えずに売っていた。そんな彼女のプライドを守ったのも、グァンシクだった。飢えがあらゆる形で迫る時代、2人は初恋という形で互いの心を育んでいった。

――本作への出演を決めた理由を聞かせてください。

【IU】脚本をとても楽しく読ませていただきました。エスンの感情に一つひとつに共感できました。とにかく、エスンの気持ちがとても理解できたんです。これは私が演じるべき役だと感じ、すぐに「ぜひやらせてください」とお返事しました。

【パク・ボゴム】私も脚本を読んで、エスンとグァンシクの人生の旅路があまりにも美しく、かわいらしく、尊いものだと、思いました。グァンシクが本当に素敵で格好いい人物だなと思いました。彼のように誠実さを武器として生きていく人間がいかに素敵かを感じることができましたし、私も彼のように生きていけたらと思いこの作品に挑みました。

 IUさん、キム・ウォンスク監督をはじめ、多くの先輩俳優たちとこの作品に携われることも魅力でした。この物語を家族と共に観るのもすごくいいと思いましたし、ファンの皆様にもおすすめできる、素敵な作品として皆様の記憶に残る作品になるに違いないと思い、参加してみたいと思いました。

――共演した感想は?

【IU】グァンシクは、黙々と輝くような人物だと思います。彼は職場でいじめに遭い、つらい思いをしていても、エスンには決してその様子を見せません。エスンがその事実を知るまで、グァンシクは一切つらさを表に出さなかったんです。

 そんなグァンシクと、ボゴムさんご本人には共通する部分があると感じました。どんなにつらくても、周りの人にはいつも明るいエネルギーを届けようとし、心配をかけまいとする優しい心を持っています。そうした姿が、周囲の人々の心を温め、さらにその優しさが伝わっていくんです。そんなところがとても印象的でした。

【ボゴム】(日本語で)IUさんもエスンも、毎日、毎瞬間、全部美しくて、綺麗で、幸せでした。

――3月7日から毎週金曜日に4話ずつ、4週間にわたって配信される本作。この先の見どころを教えてください。

【IU】私が思うに、5話から6話にかけてが、4話までとは違う印象で、すごい内容です。そして7話以降は新しくて面白いドラマが展開する印象があります。どの回が最高だと選ぶことができないくらい違った面白みのある作品です。4話までとは違う雰囲気で展開されていきますので、これから先も大いに期待してほしいです。そして、手の届くところにティッシュやハンカチを用意していただくことをおすすめします。

【ボゴム】グァンシクはエスンの目が届くところに花を植えるような、最高の愛の育て方を実践する人です。エスンが歳を重ねながら老年になるまで、グァンシクがどれほど愛して、どんな形でその愛を表現してきたのか。10代の頃にはエスンに花の座布団を贈ったなら、20代、30代、40代、50代にはどんな花を贈るのか。そんな部分も注目していただけると面白いと思います。

    ニュース設定