杉田水脈氏「マスコミが色々騒いで」に水道橋博士苦言「心からの謝罪などのケジメをつけてから」

タレントで前参院議員の水道橋博士（62）が10日、X（旧ツイッター）を更新。自民党の元衆院議員、杉田水脈氏（57）の発信に苦言を呈した。

杉田氏は旧安倍派の派閥裏金事件で党役職停止6カ月の処分を受けており、昨年10月の衆院選には立候補しなかったが、9日に都内で開かれた自民党の党大会に登場。今夏の参院選で擁立する公認候補予定者として紹介され、石破茂首相（党総裁）と握手した。

杉田氏をめぐっては、アイヌ民族や在日コリアンなどへの差別的言動について法務当局から人権侵犯と認定された経緯がある。今回、杉田氏は自身のXで「一昨日の公認発表、昨日の党大会での候補者紹介、その後のぶら下がり会見を受けて、マスコミが色々騒いでいます」と言及。「私は今回の選挙戦を、『マスコミ報道との戦い』と位置付けています」などと記し、自身のホームページ用に作成したというプロフィル動画も公開した。

水道橋博士は杉田氏の投稿にリプライを送るかたちで、「杉田さん。むしろ炎上に『水』ではなく『火』をくべていると思いますよ。あなたひとりで自民党を焼け尽くす気持ちなんでしょうか？」と問いかけ、「戦闘的な気持ちではなく、過去の事件について心からの謝罪などのケジメをつけてから、今一度立ち直る気持ちで立候補されれば良いのに。と嘆息します」とピシャリ。「なかなかあなたの過去の発言には水に流せないようなことが多いですよ」と指摘した。