今田美桜「足が速くなった」朝ドラ「あんぱん」舞台裏明かす「今や『スピード落として』と」

女優今田美桜（28）が10日、東京・NHKホールで、4月スタートのNHK連続テレビ小説「あんぱん」プレトークショーに登場した。

「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし（本名・柳瀬嵩）さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。今田はヒロインとして、やなせさんの妻にあたる朝田のぶ役を演じる。

自身の役どころについて「”ハチキンおのぶ”と呼ばれている。男勝りという意味で、活発でとにかく明るく素直な女の子です」と語り、メイキング映像ではげたを履いて走る姿が映し出された。撮影では何度も全力で走ったといい、「わかります？　私足が速くなったんです」と笑った。

さらに「げたで走るというのがすごく難しかったけど、だんだん慣れてきて、今や『ちょっとスピード落としてもらっていい？』と言われるようになりました。のぶは走ることで自分と向き合う時間をつくっているので、そこは大切にしながら演じている。とにかく足を上げて一生懸命走ることを心がけています」と語った。