【脳動静脈奇形】10万人に1人の難病 間瀬翔太さん准看護師試験に合格 「2019年に脳出血を起こして記憶を失い、数学や国語なんかも小学生レベルから全部やり直し」【救われる側から救う側】への第一歩 「皆さんからの応援のおかげ」

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2025年03月10日 22:54  TBS NEWS DIG

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10万人に1人という難病『脳動静脈奇形』を患っている俳優の間瀬翔太さんが10日、ブログを更新。准看護師試験に合格したことを報告しました。

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間瀬翔太さんは【准看護師試験合格しました】と題して投稿。「2019年に脳出血を起こして記憶を失い、数学や国語なんかも小学生レベルから全部やり直し。他にも体力面で言ったら、走る、階段を登る、なんかも凄く難しくて、それでもひたすらリハビリを続けて、何年もリハビリを重ねて、2024年には高卒認定も取得」と、2019年に難病『脳動静脈奇形』罹患してからを振り返り、合格証書を持った自身の写真をアップしました。

 



「そして2025年。遂に准看護学校を無事卒業できました!!【救われる側から救う側】への第一歩。皆さんからの応援のおかげで、どんな辛い時も乗り越える事が出来ました。本当にありがとうございます」と、感謝の気持ちを書き記しました。

 



間瀬さんは「2023年に准看護学校に入学し、それから2年間は芸能活動を以前より控えて看護に集中してきました。自分が今まで受けてきた【看護】という物を、いざ自分が人に行うのは非常に大変で、想像以上に難しく、決して簡単な事ではありませんでした」とし、「難病になってからは辛い事や悲しい事も沢山ありましたが、看護を学べるきっかけにもなったので少なからず感謝もあります」と回顧。

 



卒業式では、お世話になった先生達に手紙を読む係になり、「学校では看護だけでは無くて、人として必要な事も沢山教えて頂いたので、お手紙ではその旨と感謝を伝えさせて頂きました」と伝えました。

 



間瀬さんは「学校に通う間、難病を持っている僕は通学途中の電車内で記憶を失い、目が覚めると知らない場所に居て何処にも行けなくなってしまったり、授業中にてんかんで倒れたり、本当に色々と大変な悩みがありました」と告白。

しかし、「学校の仲間や先生達のサポート。そしてドクターと話して薬を体調に合わせて変えてみたり、家族からの生活のサポート。そして応援してくれたファンの方々のサポート。本当に周りの方々からの沢山の支えで、2年間の准看護学校が卒業出来ました」と感謝を綴ると、「僕みたいに障害と戦う人達は、生半可な覚悟で資格を取る事はとても難しいです。だけど誰かのサポートでその負担は何倍も軽減されます。僕はこの2年でそれを学びました。もし僕がこれから誰か自分と似た様な人に出会う事があれば、次は僕が手を差し伸べてあげたいなと思えた瞬間でした」と決意を表しました。

 



そして、「この2年間、応援してくれた皆様。本当にありがとうございます!!!」と、綴りました。

間瀬翔太さんは、1986年4月27日生まれのA型。北海道出身。
2004年、代々木公園でスカウトされ、アイドルユニット【BLIZZARD(ブリザド)】
で、2006年デビュー。解散後、俳優として「龍が如く6」「愛なき森で叫べ」「新宿スワン」「妖ばなし」等に出演。
2018年に新曲「Butterfly Effect」がドラマのエンディングテーマに起用される。2019年7月20日、芸能人としては初の、10万人に1人の難病である『脳動静脈奇形』を罹患。現在は、手術も克服し、リハビリ・回復中。新たに難病の啓蒙活動や署名、寄付活動を始めています。


【担当:芸能情報ステーション】

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  • 凄いですね。
    • イイネ!6
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