タイムズカーのWebサイトより。即日入会サービスで、マイナ免許証に対応しないと告知している マイナンバーカードと運転免許証を一体化する「マイナ免許証」が3月24日にスタートするが、カーシェア各社は、新規入会や免許の更新手続きには当面、マイナ免許証が使えないとアナウンスしている。カーシェアを利用する人は、従来の免許証を維持した方がよさそうだ。
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最大手の「タイムズカー」を運営するパーク24は取材に対して、「マイナ免許証による入会や免許更新は、実物を用いた検証ができないことなどから、現時点では対応を検討中」とコメント。「受付体制が整い次第、Webなどで知らる」という。現行の運転免許証は引き続き利用できる。
三井のカーシェアーズ、オリックスカーシェアはそれぞれ2月までに、入会申し込みや免許更新、運転車の追加などには従来の免許証が必要で、マイナ免許証は利用できないとアナウンスしている。
マイナ免許証は、免許情報の記録されたマイナンバーカード。免許更新の講習をオンラインで受けられたり、住所変更などの際に警察への届出が不要になる、といったメリットがある。24日以降は、マイナ免許証のみを持つ、従来の免許証とマイナ免許証の併用、従来の免許証のみ使う――の3種類の持ち方ができる。