Ado、YOASOBIが自身のルーツであるボーカロイドを語る。NHK『新ジャポニズム』第2集が3月16日放送

Text by CINRA編集部

『NHKスペシャル「新ジャポニズム　第2集　J-POP　“ボカロ”が世界を満たす」』が3月16日21:00からNHK総合で放送される。

現在放送中の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公・蔦屋重三郎役を演じる横浜流星がナビゲーターを務める『新ジャポニズム』は世界を熱狂させている日本のカルチャーの魅力を深掘りする番組。

今回注目するのは、日本発の音楽カルチャー「ボーカロイド」。大手音楽配信の海外で最も聴かれた日本の音楽100曲のうち、4分の1以上がボーカロイドから生まれた楽曲だという。番組では初音ミクから生まれたこのカルチャーの広がりの秘密を探るため、イギリス、メキシコ、インド、タイでファンやクリエイターを取材。

自身のルーツであるボーカロイドについてAdoは「“ボカロ”の曲に自分を当てはめることによって自分の気持ちを肯定していました」、Ayase（YOASOBI）は「今の僕は“ボカロ”がないと存在しない。ボカロをやってきていることが、僕のベースの大事なものとして残っている」と語る。

さらに海外ファンによる受容のされ方や、日本の伝統文化との共通性を取材し、J-POPにおける新たなジャポニズムの潮流を見つめる。

語りは守本奈実アナウンサー、出演はAdo、能楽師の観世喜正、きくお、初音ミク、YOASOBI、立教大学教授の横山太郎。