セブン＆アイ・ホールディングスに買収提案をしているカナダのコンビニ大手が新たな声明を発表しました。
セブン＆アイの対応について、競争法上の課題のみに焦点を当てているとして「失望している」と批判しています。
セブン＆アイはカナダのコンビニ大手から買収提案を受けていますが、アメリカでコンビニシェア1位と2位を占める両社の統合には競争法上の課題があると指摘してきました。
きのう、セブン＆アイはカナダのコンビニ大手に対し、買収受け入れの前提条件を提案。この会社のアメリカ国内の2000店舗以上を売却することなどを要求していました。
これに対し、きょう、カナダのコンビニ大手は、セブン＆アイが統合による競争法上の課題のみに焦点を当てて協議を行っていることに「失望している」と反論しました。
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その上で、自社店舗の売却計画については、買い手企業の選定に自信を示し、アメリカ規制当局との協議を進めているとして買収への意欲を見せました。
さらに、この買収提案はセブン＆アイへの投資だとして、店舗の閉鎖や人員削減を行う意図はないと強調しました。
買収提案をめぐって応酬するかたちとなる中、カナダのコンビニ大手は明後日、都内で記者会見を開く予定です。
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