行定勲演出×中井貴一主演 舞台『先生の背中』6月〜上演決定! 舞台では10年ぶりタッグ

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2025年03月11日 21:11  クランクイン!

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パルコ・プロデュース 2025『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』ビジュアル
 映画監督の行定勲が演出、中井貴一が主演を務めるパルコ・プロデュース 2025『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』が、6月8〜29日に東京・PARCO劇場、7月に大阪・福岡・熊本・愛知にて上演されることが決まった。舞台作品での2人のタッグは2015年『趣味の部屋』(PARCO劇場)以来、10年ぶり。

【写真】芳根京子にキムラ緑子も! 『先生の背中』注目キャスト陣

 本作は、実在の映画監督のエピソードから着想を得たフィクション。のちの世で巨匠と呼ばれるようになった映画監督、“先生”の撮影所でのとある一日を描く。

 昭和30年代。テレビ時代を迎え、映画はその黄金期を終えつつあった。“先生”と呼ばれる日本映画界の名匠は新作の撮影を始めたが調子が出ない。娘のようにかわいがる食堂の看板娘の婚約の報告を受け、さらに撮影を引き延ばす。これまでいくつもの作品をともにした脚本家や名女優も心配顔だ。皆の前では粋な振る舞いをする“先生”だったが内心は混乱していた。もう年だ。健康が優れない。これが最後の一本になるかもしれない。その恐れが心の中からこれまで関わりのあった5人の女たちの幻を引き出す。いつしか“先生”自身も記憶の中に引きずり込まれて…。

 この企画は、行定が中井に「ぜひ、昭和の映画界の話を演劇作品にしたい」と熱烈オファーを出したところから始まった。

 脚本を手掛けるのは劇作家の鈴木聡。無類の映画好きで映画にも造詣が深い鈴木が、古き良き映画界に、そして日本中に、たしかにあった豊かな時間を舞台上に紡ぎ出す。

 中井演じる“先生”と呼ばれるある映画監督を取り巻く5人の女たちを、6年ぶりの舞台出演となる芳根京子や、柚希礼音、土居志央梨、藤谷理子(劇団「ヨーロッパ企画」)、キムラ緑子が演じる。さらに、“先生”の相棒的脚本家役を升毅が務める。

 パルコ・プロデュース 2025『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』は、東京・PARCO劇場にて6月8〜29日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて7月5〜7日、福岡・J:COM 北九州芸術劇場 大ホールにて7月11・12日、熊本・市民会館シアーズホーム 夢ホールにて7月15日、愛知・東海市芸術劇場 大ホールにて7月19・20日上演。

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