15日(土)から16日(日)は、低気圧が本州の南岸を発達しながら進むため、広い範囲で荒天の恐れ。16日(日)は気温が大幅ダウンで、東京都心は真冬のような寒さになりそう。17日(月)以降は寒気が南下し、昼間も空気がヒンヤリ。寒暖差が大きくなるので、体調管理に注意。20日(木祝)以降は徐々に気温が上昇し、桜のつぼみも膨らみそう。
●前半(13日〜19日) 15日から16日は広く荒天 気温急降下
明日13日(木)は、九州から東北にかけて、日中は晴れ間が広がる見込みです。スギ花粉が大量に飛散するので、万全な対策でお過ごしください。北海道は低気圧の影響で雨や雪が降り、日本海側では西よりの風が強いでしょう。
14日(金)も九州から東北南部は晴れの天気が続く見込みです。一方、東北北部や北海道の日本海側は寒気の影響で雪が降り、沿岸部はふぶく所もありそうです。
15日(土)は前線を伴う低気圧が西日本付近へ進み、16日(日)にかけて低気圧が発達しながら本州の南岸を通過する見込みです。15日(土)は西日本を中心に雨や風が強まり、荒れた天気になるでしょう。16日(日)は東海や関東、東北でも局地的に雨が強まり、沿岸部では横なぐりの雨になりそうです。落雷や突風、急な強い雨にご注意ください。また、関東甲信や東北の山沿いでは雪が降り、強く降る所もありそうです。
17日(月)以降は、強い寒気が流れ込み、日本海側は雪や雨の降る所が多いでしょう。太平洋側も所々でにわか雨があり、関東はスッキリしない天気が続きそうです。
最高気温は、13日(木)から14日(金)は九州から関東を中心に平年より高く、昼間は暖かいでしょう。東京都心は2日続けて20℃以上となりそうです。ただ、16日(日)は全国的に気温が下がり、東京都心も8℃と冬の寒さに。17日(月)以降は平年より低い所がほとんどで、昼間も風が冷たく感じられそうです。気温の変化が大きいので、体調を崩さないようにお気をつけください。
●後半(20日〜25日) 晴れる日が多く気温上昇 朝晩と昼間の寒暖差に注意
20日(木祝)は広く晴れて、日中の寒さも和らぐ見込みです。21日(金)から22日(土)は九州から関東で雨の降る所がありますが、23日(日)以降は晴れる所が多くなりそうです。
最高気温は平年並みか高く、23日(日)以降は九州から関東、東北南部で20℃前後の所が多いでしょう。昼間は過ごしやすいですが、朝晩との寒暖差が大きくなります。調節しやすい服装でお出かけください。
東京都心などは暖かさが続き、桜のつぼみが膨らみそうです。日本気象協会の最新の桜開花予想は、今日12日(水)午後2時に発表予定です。
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