間寛平がＲ−１王者を新喜劇主役に大抜てき「すごく頭がいい」とゾッコン

吉本新喜劇GMの間寛平（75）、盲目のピン芸人で2018年Rー1王者の濱田祐太郎（35）らが12日、大阪市内で吉本新喜劇「盲目のお蕎麦剣士が巻き起こす新喜劇」（5月30日、なんばグランド花月）の開催発表記者会見に出席した。

昨年の大阪マラソンで寛平と濱田が“共演”し、寛平が「すごく頭がいいし、お笑いが分かっている。何に対しても対応できる」とその才能にゾッコンとなり、「盲目のお蕎麦剣士−」に主役に大抜てきした。濱田が「盲目の剣士」となり、新喜劇の舞台を暴れ回る。辻本茂雄、殺陣に定評のある平山昌雄が出演する。

寛平はおじいさんの格好で「なーぜじゃ」のせりふとともにつえを振り回す“大立ち回り”は有名。殺陣を特訓中の濱田は小学校のとき、うっすらとみえる右目で新喜劇をみていたていたという。

「お蕎麦剣士」で新境地を目指す濱田は、1年前に企画が持ち上がったとき「寛平師匠のつえと僕の持っているつえでしばき合いをしたいですね」と話していたというが、舞台では寛平濱田の、つえVS刀“バトル”が実現する可能性もある。

寛平は「オレ、絶対に負けへんからな」とライバル心を燃やすと、濱田も「新喜劇は本気の舞台だと思うので、もし（寛平さんとバトルの）場面が出てくるなら、僕も本気で負けないぞ」と気合を入れた。