4月13日に開幕予定の大阪・関西万博で、会場内に設置されるトイレが注目を集めている。
3月10日、建築エコノミストの森山高至氏が《万博のトイレの完成写真が届きました。こういう建築にもっと予算を付けろ!と思いましたよ》といい、自身のXにトイレの写真を2枚アップ。それはカラフルなトタンのような素材でできていた。
そんな“トイレ”について、同日宝塚歌劇団出身の毬谷友子(64)は憤りをあらわにした。毬谷は同日、Xで森山氏がアップした写真を紹介すると、こう綴った。
《これがなんだかわかりますか?2億円かけて作られた万博のトイレだそうです。さすがに我慢の限界です。怒りで震えています。明細を国民に見せて下さい》
続けて《何処かの運動会の仮説トイレかと思った》(原文ママ)と述べた毬谷は《このトイレ、雨樋ついていますか?雨降っても入れますか?》と心配していた。
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さらに、毬谷は《Grokが作った2億円のトイレの画像》として、豪華なトイレのイメージ画像も投稿。毬谷が抱いていた2億円トイレのイメージと今回の万博のトイレの出来栄えには差があるようだった。
「万博では40カ所の公衆トイレのうち8カ所に、若手建築家が設計するデザイナーズトイレが設置される予定です。そのうち3カ所の大規模トイレの解体費を含めた建設費用が約1.5〜2億円だったため、”2億円トイレ”は高すぎるとして物議を醸してきました。
しかし、’24年2月20日、大阪府の吉村洋文知事(49)は『50基、60基ある(大規模な)トイレですから。通常の公共のトイレの単価と変わらないというのが事実です』とコメント。Xでも、当時すでに落札されていた2箇所の平米単価は77万円と64万円であり、’21〜’22年の公共トイレ施設の平米単価である98万円よりも安く、高額なものではないと説明しています。また、その後昨年6月に落札された3カ所目の平米単価は約62万円でした。経済産業省によると、若手建築家を活用したトイレ施設の便器は、企業協賛により提供されるためコストを抑えられるそうです。
2億円トイレという言葉から、豪華であったり特別感のあるトイレを想起する人が多く、がっかり感につながってしまったのかもしれません」(全国紙記者)
毬谷の投稿には賛否さまざまな声が寄せられている。果たして実際の使い心地はどのようなものになるのだろうか。
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