



不倫現場を目撃してしまった私は、動揺しながらも手にしていたスマホでとっさに2人の姿を連写。とりあえず目障りなので服を着てもらい、リビングで事情聴取をします。ジュンヤは日中、必死で就職活動をしていると思っていたのに……。


不倫相手のサユリさんは見るからに裕福そうな奥さんでした。髪も肌もツヤツヤで、爪の先まで美しいネイル……。毎日せわしなく働いてやつれている私とは大違いです。思わず自分のボロボロの爪に目をやると、一気にむなしさが襲います。



大げさに泣きだしたサユリさんと、それに便乗して穏便に済ませようとするジュンヤ。私はそんな2人に呆れるばかりでした。けれど私は不倫の事実に動揺しながらも、自分でも驚くほど冷静に行動していたのです。ひょっとしたら自分でも気づいていないうちに、ちっとも仕事を決めようとしないジュンヤに愛想を尽かしていた部分があったのかもしれません。
これまで精一杯のサポートをしてきた私を、ジュンヤはどこかでバカにしていたのでしょう。「働くのが嫌になっちゃって不倫した」なんて、あまりに身勝手な発言ではありませんか? とりあえず忘れ物の手帳を手にして、すぐさま職場に戻った私。今後どうするべきか、考えを練りたいと思います。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子