大阪メトロ、タッチも要らない“顔パス”改札を設置 25日から130駅で

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2025年03月13日 09:01  ITmedia NEWS

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ウォークスルー型顔認証改札の利用イメージ(出典:パナソニック コネクト)

 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は3月11日、ウォークスルー型の顔認証改札サービスを3月25日に開始すると発表した。「2025年大阪・関西万博」に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取組みの一環。全134駅中130駅に設置する。


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 乗客はOsaka Metroが提供する「e METRO」アプリで購入できるデジタル乗車券と、事前にアプリに登録した顔情報を紐づけることで、改札機にタッチしなくてもウォークスルーで利用できる。顔認証改札機がない駅では、QRコードを改札機の読み取り機器にかざすと通過できる。


 改札機はパナソニック コネクト(東京都中央区)の顔認証システムを用い、高見沢サイバネティックス(東京都中野区)が製造した。顔認証カメラは常時稼働しているものの録画はしておらず、利用者の顔を認識した時点で特徴量データに変換、認証サーバに照合する仕組み。照合後に特徴量データは破棄するため、利用者のプライバシーは守られるとしている。


 Osaka Metroでは、2019年から顔認証技術を用いた改札機の実証実験を社員を対象に行ってきた。万博開催時には、交通系ICカード、QRコードを活用したデジタル乗車券、クレジットカードのタッチ決済を含む多様な改札機能がそろうとしている。



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