インドの一泊120円の宿で“最強の女性”に出会う→22年後……　心ふるえる“後日談”が588万表示「人生のタイミングって」「運命」

　世界を旅していた男性が、インドで運命の出会いを果たし……。そんなすてきなエピソードが「とても感動」「最高の出会い」とX（Twitter）で話題です。投稿は記事執筆時点で588万5000件表示を突破、6万9000件以上のいいねを獲得しています。出会ったふたりは22年後どうなった？

【画像】22年後

●滞在していたインドの安宿で……

　投稿者は、かつてバイクで世界一周をした経験のある池リラさん（@RilakkumaIkebu1）。今回話題となった投稿は、22年前にインドに滞在していたときのエピソードです。

　当時、池リラさんが1泊120円の宿に宿泊していたときのこと。その宿に、カウボーイハットを被った日本人女性が訪れたそうです。その女性は登山をしていたらしく、背中には巨大なバックパックが。小柄な体型ながらも、荷物と体をたくましく支えていたといいます。

　池リラさんは、同じ日本人として女性に話を聞いてみることに。すると、そのとき女性の全財産は20万円で、日本に帰る航空券もないとのこと。普通なら「この先どうすれば……」と悩んでしまいそうな状況ですが、なんと女性は「看護師なので、帰国したらすぐに寮つきの病院に就職すれば大丈夫」と笑い飛ばしたそうです。

　そして、池リラさんはそのまま女性とともにネパールのランタン谷を登ることに。そこは標高約3500メートルほどのトレッキングコースで、初めての経験だった池リラさんは途中でヒザを痛めてしまいます。

　すると女性は、ここでもパワフルさを発揮。池リラさんのザックまで担ぎ、ガンガン登っていくではありませんか。さらに、辿り着いた村では、ボディランゲージで村民と仲良くなっていました。「この人と一緒だったら、世界の果てまで行けるのに」――。女性に対して、そんな思いを抱いた池リラさん。その後は一緒に日本へ帰国し、ともに人生を歩む夫妻となったそうです。

●22年前の出会いに「運命」との声も

　妻との出会いを明かしたすてきなエピソードに、Xでは「カッコいい奥さんですね」「異国の地で奥様との出会いなんて素敵」「自然と微笑んでしまいました」「これを運命と言わずなんと言うのか」「人生のタイミングをしみじみ感じました」「お2人がずっと幸せで過ごせますように」といった声がたくさん寄せられています。

　結婚後も、妻のポジティブさに何度も救われてきたという池リラさん。現在は子どもが生まれ、家族3人で幸せに暮らしています。そんな池リラさんのXでは、妻のエピソードや、国内外の旅行について発信しています。

画像提供：池リラ（池袋に生息するリラックマ）（@RilakkumaIkebu1）さん