デルが新デスクトップPC「Dell Slim」「Dell Tower」を3月28日発売 Coreプロセッサ(第14世代)とCore Ultra 200Sプロセッサから選択可能

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2025年03月14日 06:11  ITmedia PC USER

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Dell Slim ECS1250(Core Ultra 7 265/SDメモリーカードスロット搭載構成)

 デル・テクノロジーズは3月13日、新型デスクトップPC「Dell Slim ECS1250」「Dell Tower ECT1250」を発表した。3月25に発売される予定で、推奨構成(最小構成ではない)の想定価格は以下の通りだ。


【その他の画像】


・Dell Slim ECS1250


・Core i3-14100/8GBメモリ/512GB SSD/Wi-Fi 6E:8万9800円


・Core Ultra 265/32GBメモリ/1TB SSD/Wi-Fi 6E:16万3900円


Dell Tower ECT1250


・Core i5-14400/16GBメモリ/512GB SSD/Wi-Fi 6E:10万8900円


・Core Ultra 265F/32GBメモリ/1TB SSD/GeForce RTX 4060/Wi-Fi 6E:20万8900円


●Dell Slim ECS1250/Dell Tower ECT1250


 Dell Slim ECS1250とDell Tower ECT1250は、1月に発表された新しい製品ブランドに基づくデスクトップPCの第2弾製品となる。従来のラインアップで当てはめると、「Inspiron 3000 Desktop」「Inspiron 5000 Desktop」の後継モデルということになる。


 両製品はボディー形状こそ異なるが、内蔵光学ドライブの搭載オプションを廃止したことが大きなポイントとなる。Dell Slim ECS1250は容積8.6Lのボディーに180W出力の電源、Dell Tower ECT1250は容積14.6Lのボディーに180Wまたは360W出力の電源を組み合わせている(Dell Tower ECT1250の電源容量は構成によって変動する)。


 コストを重視するユーザーと、AI(人工知能)をより生かしたいユーザーの両方をカバーすべく、両製品では「Coreプロセッサ(第14世代)」搭載モデルと、「Core Ultra 200Sプロセッサ」搭載モデルを用意する。メインメモリはどちらもDDR5規格のUDIMMで、最大64GB(32GB×2)まで搭載可能だ。


 ストレージは基本的にはPCI Express 4.0接続のSSDで、容量は最大1TBまたは2TBとなる(構成による)。オプションでSerial ATA接続のHDD(最大2TB)も搭載可能だが、HDDのみの構成は用意しない(起動ドライブはSSDとなる)。


 Dell Tower ECT1250については、外部GPU(グラフィックスカード)として「GeForce RTX 3050」または「GeForce RTX 4060」を追加できる。


 ポート類は、前面にUSB 2.0 Standard-A端子×2、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子、USB 3.2 Gen 1 Type-C端子、イヤフォン/マイク端子とSDメモリーカードスロット(※1)を、背面にUSB 3.2 Gen1 Standard-A端子×2、USB 2.0 Standard-A端子×2(キーボード経由の電源オンに対応)、DisplayPort出力端子(デイジーチェーン対応:※2)、HDMI出力端子(※2)と有線LAN(1000BASE-T端子)を備える。


 ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.3に対応している。


(※1)仕様上は非搭載構成もあるが、日本で選択できるかどうかは不明(※2)Dell Tower ECT1250で外部GPUを搭載した場合は利用不可(グラフィックスカード側の映像出力で代用)


 ボディーサイズと、最大重量は以下の通りだ。


・Dell Slim ECS1250


・サイズ:約95(幅)×293(奥行き)×303.5(高さ)mm


・最大重量:約4.75kg


Dell Tower ECT1250


・サイズ:約154(幅)×293(奥行き)×324.3(高さ)mm


・最大重量:約6.86kg



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