実業家の前澤友作氏が代表取締役社長を務めるカブ&ピースは3月13日、「KABU&カード」の提供を開始した。同社として初めてのクレジットカードであり、利用額に応じて株を付与する仕組みを導入している。KABU&カードを事前予約した人に対し、2025年4月中旬から順次申し込みに関する案内を送る予定だ。
同社は「カブアンド」と銘打ち、サービスの利用料金に応じて、同社の未公開株と交換できる電子チケット「株引換券」を付与する制度を展開している。すでに電気、ガス、モバイル通信、インターネット回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税などのサービスを提供しており、今回、新たにクレジットカードが加わった。
KABU&カードでは、利用額200円ごとに1枚の株引換券を付与。さらに、KABU&プラス会員がカブアンドのサービスを利用した場合は、200円ごとに2枚付与される。年会費および新規発行手数料は無料。クレジットカードブランドはJCBとなっている。
KABU&カードの申請者は、申し込み審査完了後に「MyJCBアプリ」をダウンロードすることで、カード番号やセキュリティコードを即時発行できる。プラスチックカードは申し込み後、1〜2週間程度で郵送される予定だ。新規発行は申し込みサイトから最短5分で行える。
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同社は、カブアンド会員および非会員を対象にアンケート調査を実施し、「クレジットカードへの関心が高かった」として、今回の提供に至ったと説明している。
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