住みたい街として長年1位を獲得しつづける人気の街、横浜。2024年の横浜市ツアー（前編、後編）に続いて、2025年は「“お得な横浜” お買い物ツアー」で今まで知らなかった横浜のお買い物事情を実体験！
前編ではJAの直売所や一般の人もお買い物できる市場などの様子をご紹介しました。後編となる今回は、工場直売所ならではの商品や古き良き商店街の様子、とびきりおいしいカレーの名店をご紹介します♪
【職人技の手包み餃子が美しい】
まずご紹介するのは「好 磯子店」。こちらは横浜を中心に中華料理店などへ点心やラーメンなどを卸している食品工場「正華」の直売所です。
こじんまりとした店内には、さまざまな種類の点心がみっちり！ 肉まん、あんまん、ラーメン、焼売、春巻などが小分けにされ冷凍庫にきれいに並んでいました。
その中でもダントツで目を引いたのは、店内で手包みされている餃子の美しさ！ 職人さんの手際の良さから次々と餃子が生まれていくところ、じ〜っと見つめてしまいました。餃子のひだの数は11〜13と決められているんですって。
あれこれ美味しそうでさんざん悩みましたが、実店舗だからこそ買える「生餃子」は絶対に食べたい！というわけで購入！
お店は公共交通機関でのアクセスがあまり良い場所にはありませんが、それでも取材中にお客さんがいらしていました。ご近所の方がうらやましい〜〜（笑）。
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■訪れたお店
好 磯子店
住所：神奈川県横浜市磯子区上中里町752−1
営業時間：11：00〜17：30
定休日：水曜日
【お茶好き垂涎のお茶屋さん】
続いてやってきたのは老舗の製茶問屋「長峰製茶 横浜金沢店」。静岡茶・鹿児島茶を中心に取り扱っていて、自社製品を工場直売価格でお安く購入できるとのこと。
店内にはいわゆる「緑茶」だけでも数え切れないほどのバリエーションの商品。茶器やハーブティーなども販売されているほか、しっかりと贈答品の用意されており配送も可能みたい。
ちょっとしたプレゼントにも使えそうな可愛らしいパッケージのティーバッグタイプや毎日飲める大容量のテトラバッグタイプなど、お茶を身近に楽しめそうな商品がたっくさんありました。私はティーバッグとお茶のクッキーが気になったので購入！
さらにこちらの店舗限定のお楽しみは充実のお茶スイーツ！
喫茶メニューにはたっぷりの抹茶がまぶされた「ムセ抹茶ソフト」に抹茶づくしの「わらび餅ソフト」など、魅力的なメニューがみっちり掲載されていました。
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圧倒的ビジュアルのメニューだった「泡抹茶（エスプーマ）ソフト」は、想像をはるかに超えてくる美味しさ！ ホワッッホワの抹茶の泡は苦いんだけど軽くて、バニラソフトと合わさるととってもまろやか。絶対に、また食べたい！ 「和栗モンブランソフト」も栗のホクホク感が味わえるクリームが容赦なくかかっていて最高でしたよ♡
■訪れたお店
長峰製茶 横浜金沢店
住所：神奈川県横浜市金沢区幸浦2-19-2
営業時間：9：00〜18：00 ラストオーダー17：00
定休日：年中無休 ※夏季・冬季休暇あり
【活気あふれる商店街】
この日のお買い物、最終目的地の「横浜橋通商店街」へ。アーケードのある大規模な商店街に足を踏み入れると、湧き上がってくるのはなんともいえないノスタルジー。
八百屋さん、天ぷら屋さん、服屋さん、魚屋さん……ちょっと雑多で、だからこそ活気があります。
いろんなお店を見て回った末に、中でも特に気になった「うなぎ 八舟」でうなぎしぐれを、「福美」でキムチとチャンジャを購入。「福美」はキムチの種類が見たことがないほど豊富で選ぶのが大変でした……！
■訪れた場所
横浜橋通商店街
住所：横浜市南区高根町1-4
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【唯一無二のカレーをいただく】
夜ごはんは「横浜橋通商店街」にほど近い「アルペンジロー 本店」へ。1971年、スキー場のロッジ「アルペンジロー」で生まれたこちらのカレーは、小麦粉を一切使用しておらずサラッサラなのだそう。
「富士山」「エベレスト」などユニークな辛さ表記。目の前でじっくりと焼かれる鶏肉、抜かりなくおいしいサラダ、振って出すエンタメ感が楽しい飯ごう入りのライスときて……いよいよ「アルペンジロー鶏」カレーの登場です。
鉄鍋の中にドーンと横たわるのは、富士山麓で16種のハーブとスパイスを食べて育ったアルペンカリー専用の「横浜ジロー鶏」。パリパリに焼き上げられた鶏肉にルーの中でナイフを入れることで、肉汁が溢れ出してルーを完成させるんですって。
そうして味わうルーは本当に驚くほどサラサラで、スパイスの複雑な奥行きと肉汁の旨味がダイレクトに味わえます。ほかのお肉を選んだら一体どんな味になるんだろう？ 何度も足を運んでたしかめたくなるような、これが「やみつきになる味」なんだと分かるカレーでした。
【こんなお店が家の近くにあったら】
1日、横浜のお得なお買い物ツアーに参加して気づいたのは「また来たい」「今度はあれを買いたい」「家の近くにあったらな」と思わずにはいられないスポットばかりだったということ。この近くで暮らしている人たちがうらやましい！と本気で思ってしまいました。
「横浜で暮らすってどんな感じだろう」「あこがれはあるけど、暮らしやすいのかな？」そんな方々に少しでも、横浜の魅力が伝わっていればうれしいです。
参考リンク：だから横浜で暮らしたい
執筆・撮影：森本マリ
Photo：（c）Pouch
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