“前任者”アルバ超えなるか? 成長著しいバルセロナのバルデ「今が最高の瞬間か分からないけど…」

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2025年03月14日 15:14  サッカーキング

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急成長を遂げているバルセロナのバルデ [写真]=Getty Images
 バルセロナに所属するスペイン代表DFアレハンドロ・バルデが急成長を遂げている。

 バルセロナの育成組織(カンテラ)『ラ・マシア』出身のバルデは、2021年9月に弱冠17歳ながらトップチームデビューを果たした。だが、クラブにおける左サイドバック(SB)の前任者はスペイン代表DFジョルディ・アルバ。“名手”と比較されたバルデは度々批判に晒されてきた。

 今季、ハンジ・フリック監督が就任したバルセロナにおいて、バルデは急激な上昇曲線を描いている。スペインメディア『Relevo』が13日(現地時間)に伝えたところによると、21歳になった左SBは新指揮官の下で自身の進化を時間している模様。「フリックはとても親しみやすい。大きな信頼を与えてくれる」と、良好な関係にあることを強調した。

 今季、バルデは公式戦36試合に出場して1ゴール7アシストをマーク。同サイドの味方選手との連携やクロス精度が大幅に向上した。また、カウンター時には爆発的なスピードを活かしてボールを持ち出し、チームの攻撃のオプション増に貢献している。

 フリック監督はバルデに信頼を寄せつつも、さらなる改善を要求。特に守備対応には向上の余地があることを度々指摘してきた。これを受けて、バルデは守備のレベルアップにも着手。最近では大きな破綻を見せることも少なくなった。「今が最高の瞬間かどうかは分からないけど、身体的にも精神的にも調子が良い」と語るバルデは、いずれアルバをも凌ぐような左SBになるかもしれない。

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