東京都心の桜 つぼみが黄緑色に 来週前半の寒の戻りのあと、開花予想は22日

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2025年03月14日 15:40  日本気象協会

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日本気象協会

東京都心の桜 つぼみが黄緑色に 来週前半の寒の戻りのあと、開花予想は22日

今日14日(金)の東京都心は、ポカポカ陽気となっており、靖国神社では、東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木のつぼみが少し膨らみ、先が黄緑色になっているのが見られました。来週前半は寒さが戻りますが、20日(木・春分の日)からは気温が上向く見込みです。暖かくなるとつぼみの膨らみが加速するとみられ、開花は22日(土)の予想です。



●東京都心の桜のつぼみ 膨らみ始め


今日14日(金)の東京都心は、ポカポカ陽気となっており、午後3時までの最高気温は19.6℃と、4月中旬並みの暖かさとなっています。一番上の写真は、靖国神社にある東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木のつぼみの様子です。全体的にまだ固そうなつぼみが多いですが、少しずつ膨らみ始めており、先が黄緑色になっているものも見られました。


●20日から気温上昇 つぼみの生長が加速


今日14日(金)は春の陽気となった東京都心ですが、来週前半は寒気の影響で冬の寒さに逆戻りするため、桜のつぼみの生長は少し失速しそうです。ただ、20日(木・春分の日)以降は気温が徐々に上昇するため、開花へ向けて加速するでしょう。再来週は最高気温20℃以上の日が多い見込みです。


●東京の桜 開花は22日、満開は28日の予想


最新の日本気象協会の桜開花予想によると、東京都心(千代田区)の桜の開花予想日は、3月22日(土)です。平年日は3月24日なので、おおむね平年並みの開花となる見込みです。一方、開花後は暖かい日が続くため、満開は平年より3日ほど早く3月28日の予想です。見ごろを逃さないよう、天気予報を参考に、お花見の計画をお考えください。


●【言葉の説明】


平年:1991〜2020年の平均値

かなり早い :平年よりも7日以上早い
早い :平年よりも3日から6日早い
平年並 :平年との差が2日以内
遅い :平年よりも3日から6日遅い
かなり遅い :平年よりも7日以上遅い



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