鍵の持ち歩きが不要に? 話題のスマートロック5選【スイッチボット・セサミほか】

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2025年03月14日 16:10  ORICON NEWS

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需要高まるスマートロック、おすすめ5選
 非接触ニーズの高まりやスマートホーム化の進展により、スマートロックの需要が拡大している。鍵を持ち歩かずに解錠・施錠でき、遠隔操作やゲスト用キー発行など便利な機能が充実。「セサミ」や「スイッチボット」など、手軽に導入できるモデルも人気だ。本記事では、賃貸でも使える製品や高セキュリティモデルなど、目的別に選べるおすすめスマートロック5選を紹介する。

【画像】スマホ操作、引き戸設置、賃貸・後付けOK…おすすめスマートロック5選

■スマートロックとは?

従来の物理的な鍵を使用せず、スマートフォンアプリやパスコード、指紋認証、顔認証などを用いてドアを解錠・施錠できる電子ロックシステムのこと。IoT(モノのインターネット)技術を活用し、遠隔操作やアクセス履歴の管理など、利便性とセキュリティを兼ね備えている。

■スマートロックのメリットとデメリット

 スマートロックは、鍵を持ち歩く必要がなく、スマホや指紋認証でスムーズに解錠できる点が魅力。遠隔操作やオートロック機能により防犯性も向上する。一方で、バッテリー切れや停電時に開かなくなるリスクがあり、ハッキング対策も必要。また、一部のドアには設置できない場合があるため、購入前に対応状況を確認することが重要だ。

<メリット>
・鍵を持ち歩く必要がなく、紛失のリスクが低い
・遠隔での施錠・解錠が可能
・アクセス履歴を管理できる

<デメリット>
・バッテリー切れや停電時に施錠・解錠できなくなる可能性がある
ハッキングリスクがあるため、セキュリティ対策が必要
・一部の製品はドアに加工が必要な場合がある

■賃貸でも設置可能?引き戸は?後付けできる?

最近のスマートロックは工事不要で設置できるモデルが増えており、賃貸でも導入しやすい。特にセサミやスイッチボットは、既存のサムターンに粘着テープやネジで固定するタイプが多く、原状回復が可能。後付けの種類としては、両面テープで貼るタイプ、既存のサムターンにかぶせるタイプ、鍵ごと交換するタイプがある。引き戸は対応製品が限られるが、セサミ5やスイッチボットロックは、引き戸アタッチメントを使えば設置可能なため、条件を確認の上で選ぶとよい。

■セサミ・スイッチボット・オーガストなど注目のスマートロック5選

【セサミ5(SESAME5)】
 従来モデル(セサミ4)より動作が約2倍速く、静音性も向上しているのが「セサミ5」。さらに多くのサムターンに対応し、引き戸用アタッチメント(別売)も利用可能。両面テープで設置可能だから、賃貸OKにも使えて原状回復しやすいのもポイントだ。Wi-Fiモジュール(別売)を使えば遠隔操作もできる。

【スイッチボットロック(SwitchBot Lock)】
 既存のサムターンにかぶせて取り付けたい人には「スイッチボットロック」がおすすめ。スマホや指紋認証パッド(別売)で解錠もできう。工具不要、両面テープで設置可能だから賃貸もOK。スマートリモコン「SwitchBot Hub」と連携すればスマートホーム化できる。

【Qrio Lock(キュリオロック)】
 スマホやApple Watchで解錠できるスマートロックを探している人には「Qrio Lock(キュリオロック)」。ハンズフリー解錠機能搭載で、ポケットにスマートフォンを入れておけば、手に取らなくともドアに近づくと自動的にカギを解錠してくれる。スマホを持たない子どもや高齢者には、別売のリモコンキー(Qrio Key)やカード(Qrio Card)で解錠が可能。

【August Smart Lock(オーガストスマートロック)】
 「オーガストスマートロック」は海外で人気のスマートロック。既存の鍵を取り外して本体を設置するタイプだが、工事不要で後付けしやすい。鍵の交換が必要なため、賃貸向きではない。内蔵Wi-Fiにより、Amazon Alexa、Google Assistant、Apple HomeKit、Samsung SmartThingsなどと連携が可能。

【Eufy セキュリティ スマートロック C34】
 指紋認証・パスコード・スマホアプリ・物理キーの4つの方法で解錠できる高性能スマートロック。さらに、Wi-Fi接続が可能なので、専用ハブなしで遠隔操作ができる点が魅力。0.3秒で指紋認証が完了し、素早く解錠できるのもうれしい。既存のドアノブごと交換するタイプのため、賃貸には不向き。

 スマートロックは、防犯性と利便性を兼ね備えた最新の鍵システム。スイッチボットやセサミをはじめ、後付け可能で賃貸でも使えるモデルが増え、スマホ操作やオートロック機能で鍵の管理が格段に便利になる。ただし、設置前に対応ドアの確認やバッテリー管理が必要。自宅の環境や使い方に合ったスマートロックを選び、快適で安全な生活を実現しよう。

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