起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)が14日、X(旧ツイッター)を更新。石破茂首相による新人議員への商品券配布問題が取りざたされている状況に私見を述べた。
溝口氏は「米国の大統領はロシアとの停戦交渉やウクライナの支援の件で話題になり、日本の首相は商品券10万円で話題になる」と書き出し、「日本のトップがダサいことが前提だけど」とした上で「アンチコメントを恐れずに書けば、日本の国民は小さなことでガタガタ騒ぎすぎなんだよ」とピシャリ。「今は日本が沈没しそうなんだよ。日本丸という船の底には、今、大きな穴が開いてる。ゆっくりだけど確実に水が入り込んで、船は傾き始めてる」と危機感を募らせ、「そんな状況なのに、『商品券が〜』とか『不倫が〜』とか、どうでもいいことで盛り上がってる場合か 今やるべきことは、みんなで船を救うための行動じゃないの」と疑問を投げかけた。
沈没寸前の船にたとえた日本の現状を打開するために「『頼むから全員腕まくりして、船の底にきてくれ』と言わなければいけない。身の危険を怖れてる場合じゃないし、全員を救える状態でもない。そうであってもみんなで同じ方向に向かって頑張らないといけない」と訴え、「よくキレイゴトを言ったら叩いてくるやつとかいるけど、せめて日本のリーダーくらいにはキレイゴトを語らせてやってくれよ。たかだか10万程度の商品券を渡した背景なんて興味ないよ。今、必要なのは、政治家だけじゃなくて、船を守るために立ち上がろうとするやつの人数と覚悟」との思いをつづった。
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