日本バスケットボール協会は14日、次年度(2025年度)以降の天皇杯と皇后杯について、レギュレーションの改編を発表した。
17年度からオール勝ち上がりかつ日時と場所を分散して開催していたが、ともにファイナルラウンドを設定し、毎年1月に集中開催する。ファイナルラウンドはトップリーグ推薦枠、各ブロック代表枠、大学推薦枠など24チームで構成し、トーナメントを行い、日本一を決める。
25年度の天皇杯ファイナルラウンドは26年1月6日から12日まで、皇后杯は同5日から11日まで行われる。トップリーグの推薦枠は天皇杯でB1が8枠、B2が4枠、B3が1枠。皇后杯でプレミア8枠、フューチャー2枠。いずれも前年度の成績上位チームに出場権が与えられる。出場権を付与されなかったトップリーグのチームは、事実上ファイナルラウンドへの出場の道が絶たれる。
日本協会の渡辺信治事務総長は改編の狙いについて「代表活動や国際大会の増加などで日程が過密になっており、選手の負担を軽減する目的が大きい」と説明した。
また、競技ルールの一部も変更。外国籍選手の登録は1チーム2人までで、コート上でプレーできるのは1人のみ。Bリーグで採用しているアジア特別枠は適用しない。国籍帰化選手は1人だけ登録可能だ。渡辺事務総長は「Bリーグのレギュレーションとは違うが、この期間はより日本人選手が活躍できる機会ととらえてほしい」と話した。
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