限定公開( 2 )
《【新潮45+への寄稿文をホームページに掲載】 「生産性がない」未だこの一言で、杉田水脈は「差別主義者」と罵られています。 これは切り取り報道が貼り付けたレッテルです。 是非、杉田水脈が新潮45+に寄稿した全文を読んでみてください。杉田水脈は本当に差別主義者ですか?》
3月13日朝、Xでこう綴ったのは、杉田水脈元衆院議員(57)。8日に、7月の参院選で自民党から比例代表への擁立が発表されたばかり。
杉田氏が「全文読んで」と呼びかけた寄稿文とは、当時自民党の衆院議員だった杉田氏が『新潮45』(新潮社)’18年8月号に寄稿した『「LGBT」支援の度が過ぎる』という論評。当時、この寄稿文の内容はたちまち広がり、野党だけでなく自民党内や海外からも批判を浴び、掲載した『新潮45』は休刊に追い込まれた。
そんな“いわくつきの寄稿文”を改めて自身のホームページで全文公開した杉田氏。公開した論評の主張は次のような内容だ。
杉田氏は当時「LGBT」についての新聞報道が多いことをあげ、《リベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをません》と、彼らの”権利”を守り差別をなくそうという潮流に疑問を呈した。
|
|
その理由に、日本では同性愛者への差別はなく、歴史的に見ても《寛容な社会》と主張。《「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとはいいません》としつつ、それには税金がかかると指摘した。その上で、こう綴った。
《例えば、子育て支援や子供ができなカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。》(原文ママ)
さらに、《多様性を受けいれて、様々な性的指向も認めよということになると、同性婚の容認だけにとどまらず、例えば兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころか、ペット婚、機械と結婚させろという声が出てくるかもしれません》と、飛躍した主張を展開した。
最後はマスコミが《「LGBT」を報道する意味があるのでしょうか。むしろ冷静に批判してしかるべきではないかと思います》と、明確にLGBTを批判すべきと主張。《「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません》と自身の考えをまとめた。
杉田氏が、この文章のどこを持ってして”差別的でない”と判断したのかは定かではないが、改めて全文を読んだ人たちからは”杉田氏の言い分”に対する反論の声が上がっている。
|
|
《切り取らなかったらもっと酷かった回》
《全文を読んで差別主義者だなと再確認。今だにこの文章を正当だと主張するということは、反省点や修正点はないと思ってるということ。》
《そんな質問をして、返ってくる答えを受け入れる覚悟はあるのですか?》
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。