サラー、今季2度目のプレミア月間MVP受賞! 通算7度目はアグエロ氏、ケインに並ぶ最多タイ記録

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2025年03月15日 01:22  サッカーキング

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首位リヴァプールを支える“エース”のサラー [写真]=Getty Images
 プレミアリーグは14日、2月のプレイヤー・オブ・ザ・マンス(月間MVP)を発表。リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが同賞に輝いた。

 現在32歳のサラーは、リヴァプール加入初年度に公式戦44ゴール、プレミアリーグに限定しても32ゴールを挙げて得点王に輝くなど、驚異的な活躍を披露。2018−19、2021−22シーズンにも得点王を勝ち獲っており、2019−20シーズンにはリヴァプールをプレミアリーグ初優勝へ導くなど、これまでも数々の印象的なパフォーマンスを見せてきたが、在籍8年目を迎える今季は“キャリアハイ”を塗り替えるような暴れっぷり。ここまで行われた公式戦では42試合のピッチに立って、32ゴール22アシストを記録している。

 そんなサラーの輝きは2月に入ってからもまったく色褪せることはなく、プレミアリーグでは1日に行われた第24節ボーンマス戦で2得点を奪い、リヴァプールを2−0での勝利へ導くと、ここから5試合連続ゴールを記録。1月25日に行われた第23節イプスウィッチ戦(○4−1)でも得点を挙げていたことから、記録上は6試合連続ゴールをやってのけた。2月に行われたプレミアリーグでは全6試合に出場して6ゴール4アシストをマーク。リヴァプールの総得点である12ゴールのうち、実に10得点に直接関与し、リヴァプールの首位快走に大きく貢献していた。

 これらの活躍が認められ、今月6日にはプレイヤー・オブ・ザ・マンス候補にノミネート。同僚のハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、クリスタル・パレス所属のフランス人FWジャン・フィリップ・マテタ、ブライトン所属のガンビア代表FWヤンクバ・ミンテらとともに、6名のリストに名を連ねていた。

 そして14日、2月のプレイヤー・オブ・ザ・マンスが発表され、サラーが見事に同賞を受賞。昨年11月以来、今季2度目の受賞を果たした。なお、同一シーズンに同賞を複数回受賞するのは、2022−23シーズンにマンチェスター・シティ所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと、当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたイングランド代表マーカス・ラッシュフォード(現:アストン・ヴィラ)が成し遂げて以来、2シーズンぶりの快挙となった。

 また、サラーはリヴァプール加入後、これで通算7度目のプレイヤー・オブ・ザ・マンス受賞となる。これは、かつてマンチェスター・シティで活躍した元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏、トッテナムで活躍したイングランド代表FWハリー・ケイン(現:バイエルン)と並ぶ、歴代最多タイの記録となっている。

 プレミアリーグ第28節終了時点で、リヴァプールは21勝7分1敗の成績で勝ち点「70」を積み上げ、現在首位を独走中。2位につけるアーセナルは消化試合数が1つ少ないものの、勝ち点が「15」離れており、5シーズンぶりのプレミアリーグに手が届きそうな状況だ。このペースでサラーが活躍を続ければ、単独歴代最多となる今季3度目、かつ通算8度目のプレイヤー・オブ・ザ・マンス受賞も非現実的とは言えないだろう。


【動画】2月もサラーは止まらない!
 
The best of Mohamed Salah in February 🎞️ pic.twitter.com/dvh0xqI9Yd— Premier League (@premierleague) March 14, 2025

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