今夏の去就に注目のイサク「何も考えていない」　シーズンに専念でカラバオカップ優勝を目指す

　ニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが自身の契約について言及した。14日、イギリス『タイムズ』が伝えた。

　今シーズンの公式戦で32試合に出場し、22ゴールを記録するイサクには現在、アーセナルやリヴァプールなど、複数のビッグクラブが関心を寄せていると噂されている。一部報道では、ニューカッスルはイサクの移籍金として1億5000万ポンド（約287億円）を要求するとも伝えられている。

　現行契約では2028年6月までニューカッスルと契約を結んでいるイサク。今のところの将来について思案しておらず、契約問題について問われると、「シーズンが終われば、その話はおそらく出てくるだろう。まだ話し合いは行われていないので、どうなるかはわからない」と返答した。

　イサクはシーズンに専念することを一貫し、今回も「自分の将来については特に何も考えていない。シーズン中に何度も言っているが、仕事に集中するだけだ。今、他のことを考えるには最悪な時期だ」と語った。

　ニューカッスルは、16日にカラバオカップ決勝戦でリヴァプールと対戦する。悲願のタイトル獲得へ向け、次のように意気込みを示した。

「このクラブは偉大なことを成し遂げることができる。シーズンごとに見るべきだし、今シーズンはトロフィーを獲得できるだろう。そしてそれは誰にとっても素晴らしいことだと思う。僕は常に自分自身のことに集中している。正しいことをして、ベストのプレーをすれば、チームに貢献できると思う。これは個人の戦いではなく、ニューカッスル対リヴァプールの試合なんだ」

　ニューカッスルはカラバオカップ決勝戦リヴァプールとの試合を、日本時間3月17日1時30分に予定している。