<カーリング世界選手権:日本10−5イタリア>◇16日◇韓国・議政府(ウィジョンブ)◇女子1次リーグ
【議政府(韓国)=飯岡大暉】世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が初勝利を挙げた。2戦目でイタリア(同8位)を10−5で下し1勝1敗。目標とする26年ミラノ・コルティナ五輪出場枠獲得に向け前進した。
第1エンド(E)に一挙5得点で先制。その勢いのまま勝ち切った。最終投でダブルテークアウトに成功したスキップ吉村紗也香(33)は「『思いっきりいっちゃえ!』みたいな気持ちで投げた」と笑顔。「1エンド目ですごく良い形でビックエンドを作ることができた」と振り返った。
前日の韓国戦は第2Eで4失点。巻き返せずに敗れた。五輪切符がかかる舞台で固くなっていた部分もあったが、チーム内で「思いっきりがやっぱり大事という話をしていた。その意味で、1エンド目に強気でダブル(テークアウト)を狙いに行けた」。前日の反省を生かし、初回の大量得点につなげた。
午後2時からは第3戦の中国戦(同17位)に臨む。「まだショットの精度を上げたいところもある。次に向けて修正していけたら」と誓った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。