先制打を放ったゲージ・ワークマン(写真=GettyImages)プレシーズンゲーム
● 巨人 2−4 カブス ○
<3月16日 東京ドーム>
シカゴ・カブスが巨人とのプレシーズンゲームに勝利。開幕シリーズでのMLBデビューを控えたマット・ショウ(23)、ゲージ・ワークマン(25)両内野手が適時打を放った。
カブスは昨季12勝を挙げた右腕ジェームソン・タイヨンが先発し、初回三者凡退の立ち上がり。2回以降は毎回走者を出しながらも、要所を締めるピッチングで4回まで無失点とした。
前日の阪神戦で完封負けを喫した打線はスコアレスで迎えた5回表、先頭のピート・クロー・アームストロングが二塁打と三盗で好機を演出すると、一死から9番ワークマンが右前適時打を放って東京でのチーム初得点を記録。さらに、巨人の先発・グリフィンの暴投、二死満塁から5番ショウの2点適時打でリードを4点に広げた。
先発タイヨンが5回途中で降板すると、2番手右腕ダニエル・パレンシアが二死一、二塁とピンチを招き、4番・岡本和真に左中間を破る2点適時二塁打を浴びた。それでも6回裏から登板した新加入左腕マット・ボイドが終盤4イニングを無失点に封じ、巨人の反撃を振り切った。
「3番・指名打者」でフル出場した鈴木誠也は3打数無安打、1四球、2三振という内容。第3打席はグリフィン、第4打席は2番手・石川達也の両左腕に対して連続三振を喫した。