
「未経験可だと思ったら違った」といったように、応募資格か実情と異なっていたら騙されたような気がするだろう。
兵庫県の30代前半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職)は、大学卒業後、飲食店でアルバイトをしていたが「このままではいけない」と思い、地元の会社へ就職しようと決めた。職安で見つけた求人には、「大卒・理系文系どちらでも可」との記載があった。(文:長田コウ)
「なぜ、問い合わせの時に言ってもらえなかったのでしょうか?」
仕事の内容的に「理系の人の方が有利かな」と思った女性は、職安から会社に問い合わせを頼んだ。すると、「文系卒でも可能」という返答があったため、準備をして面接に向かったそう。しかし…。
「面接官の方に最初の一言で『うちは、理系の男性が欲しいんだよね』と言われ、面接が終わりました」
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これに対し、女性は疑問をもっている。
「なぜ、問い合わせの時にちゃんと理系で男性が欲しいと言ってもらえなかったのでしょうか? 文系が欲しいとか、理系が欲しいとか、男性じゃないととか、制限する内容を記載してはいけないのは、理解していますが…」
性別に関しては男女雇用機会均等法があるので指定はできないが、文系が即行で落とされるぐらいなら最初から理系と書いておけばよかっただろう。女性は「今、改めて思い出すとムカついた面接だったなぁー」と振り返っている。
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