ロックハート城が「彩再建」 開園以来初のグランドリニューアル

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2025年03月17日 12:20  おたくま経済新聞

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ロックハート城が「彩再建」 開園以来初のグランドリニューアル

 群馬県にある、日本唯一の本物のイギリスの古城「ロックハート城」が、2025年4月6日(城の日)に開園以来初のグランドリニューアルを迎える。今回の改修は「彩再建」と名付けられ、歴史ある建築の魅力を尊重しながらも、新たな彩りを加えた再生がコンセプトとなっている。


 ロックハート城は、スコットランドから日本へ移築復元された本格的な古城であり、「恋人の聖地」「ロケ地の聖地」「SNS映えの殿堂」として知られている。


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 移築復元32周年を迎えた今回のリニューアルでは、施設全体の意匠が磨き上げられた。特に、スコットランドの古城が持つ世界観をさらに深め、訪れる人々により豊かな体験を提供することに注力している。また、撮影スポットの充実にも力を入れ、どこを切り取っても魅力的な写真が撮れる環境を整えた。


 リニューアルに伴い、さまざまな新施設が誕生する。「シャーロックホームズの部屋」では、英国ミステリーの世界観を体感できる空間を演出。「ロックハートミニシアター」では、城の歴史や物語を学べる。


 また、ペット連れの来場者向けには「ワンダフルフォレスト」や「ワンダフルハート」といった施設が新設され、愛犬と共に散策や飲食を楽しめるようになった。


 さらに、フォトスポットとして「ウエルカムトゥーロックハート」が登場し、タータンチェックの壁紙や本型オブジェが記念撮影を盛り上げる。他にも本格的な英国紅茶を堪能できる「イングリッシュティールーム」が用意された。


 既存施設も改修され、「世界のサンタミュージアム」や「レストランビッグハート」、「ハートバザール」など、より洗練された空間へと生まれ変わった。屋外の石畳エリアや造園スペースも拡充され、どこを切り取っても美しい風景が広がる。


 ロックハート城は、1829年に英国エディンバラ近郊で建設され、1988年に特別な許可を得て、30個のコンテナでシベリア鉄道を経由し同年12月に日本へ運ばれた。その後、1万5000人の手によって1993年に復元。俳優・津川雅彦氏とオーナー・平井良明氏の夢によって実現したこの城は、今回の「彩再建」によって、より多くの人々に愛される新たな歴史を刻んでいく。


 ロックハート城へのアクセスは、関越自動車道の沼田ICから約20分、JR上越新幹線「上毛高原駅」からタクシーで約20分となっている。入場料は大人1300円、中高生1100円、小人600円(4才〜小学生)。詳細は公式サイトで確認できる。


情報提供:株式会社サンポウ

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025031704.html

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