ラグビーの高校日本代表は16日、英ダートフォードバレーRFCでサラセンズアカデミーとのイングランド遠征第2戦に臨み、12−38で敗れた。
前半を0−12で折り返し、後半に引き離された。
日本は0−26の後半15分にプロップ平山風希(3年=大分東明)のトライで反撃開始。だが、力強いコンタクトで前進する相手に対し、後手に回る戦いとなった。
桑原立監督は「アタックではスコアを動かすことができなかったが、狙った現象を起こすことができた。ディフェンスも仕上がりつつあるが、接点を譲り走られる場面をなくさなければならない。攻守でJAPANは個の戦いは避けなければならない」と振り返った。
遠征最終戦は22日のU19(19歳以下)イングランド代表戦となる。13日のオックスフォード大U20戦勝利と合わせて1勝1敗で迎える集大成の一戦へ、フランカー申驥世主将(3年=桐蔭学園)は「サラセンズアカデミーの力強いコンタクトとアタックに対して細かなスキルがおろそかになり、チャンスを生かせず、流れをつかまれてしまいました。望んだ結果ではなかったですが、次戦までにしっかりと修正し、U19イングランド代表を倒すためのいい準備をしていきたいです」と力を込めた。
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