ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督 [写真]=Getty Images ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が、カラバオ・カップ優勝の喜びを口にした。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
カラバオ・カップ(リーグカップ)決勝が16日に行われ、前節終了時点でリーグ暫定6位のニューカッスルは、リーグ首位を走るリヴァプールと対戦。45分にCKからダン・バーンのヘディング弾で先制すると、52分にはアレクサンデル・イサクが追加点をマーク。90+4分にフェデリコ・キエーザに1点を返されたが、リードを守り切り、2−1で勝利を収めた。
この結果、データサイト『OPTA』によると、ニューカッスルにとっては1968−69シーズンにインターシティーズ・フェアーズカップ以来のタイトル獲得となったほか、国内カップ戦に限れば、1954−55シーズンのFAカップ優勝以来、70年ぶりの快挙になったという。
また、ハウ監督は2004年にミドルズブラを率いたスティーブ・マクラーレン氏以来、リーグ・カップで優勝に導いたイングランド人指揮官になったほか、FAカップを含めても2008年にポーツマスを率いたハリー・レドナップ氏以来、17年ぶりに国内カップ戦で優勝に導いたイングランド人指揮官であることが伝えられている。
2021年11月からニューカッスルで指揮を執っているハウ監督。就任当初リーグ最下位に沈んでいたチームを立て直すと、2シーズン前には21シーズンぶりとなるCL出場権獲得に導き、同シーズンには準優勝に終わったものの、カラバオ・カップ決勝に導く手腕を見せていた。
そして、待望のタイトルを手にした試合後、ハウ監督は「今日はこのフットボールクラブを誇りに思って欲しかった。私たちは新境地を開こうとしていて、これがターニングポイントになることを願っている」と語りながら、次のように喜びを口にした。
「とても感情的になっている。私らしくないことだ。何が懸かっているかはわかっていたけど、皆を誇りに思って欲しかった。長年の苦しみがあった後、トロフィーを獲得しようと必死だった」
「いつもとは違う感じだった。私たちは試合に勝利して、すべてが肯定的に評価されるだろうが、しっかりと準備していたし、選手たちが力を発揮してくれると確信していたよ」
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