マンUからの関心が報じられた(左)シェシュコと(右)エキティケ [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドがブンデスリーガで活躍中の2人のストライカーに関心を寄せているようだ。17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第29節終了時点で勝ち点「37」の獲得に留まり、13位に低迷するなど苦しいシーズンを過ごしているマンチェスター・ユナイテッド。昨年11月に就任したルベン・アモリム監督の下で試行錯誤が続く中、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドとオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーが十分な結果を残せていないことから、今夏の移籍市場ではストライカーの補強に乗り出す可能性が高いと報じられている。
この度『スカイスポーツ』が報じたところによると、マンチェスター・ユナイテッドはライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコとフランクフルト所属のフランス人FWウーゴ・エキティケの2名に具体的な関心を寄せており、今夏の移籍市場でオファーを提示する可能性があるようだ。
前者は今シーズンここまで公式戦36試合に出場し、17ゴール6アシストをマークするなどライプツィヒの前線の主軸として活躍。現行契約は2029年6月末までとなっているが、今夏には契約解除条項が有効になると報じられている。その金額は現在7000万ユーロ(約114億円)程度となっているが、選手の出場試合数やゴール数などパフォーマンス関連の数値によって変動し、今シーズン終了後には8000万ユーロ(約130億円)まで上昇する可能性が高いようだ。
また、後者は今シーズンここまで公式戦38試合に出場し、19ゴール8アシストをマーク。複数のメガクラブが関心を寄せていることから、フランクフルトは今夏の退団を予想しており、移籍金として8000万ユーロ(約130億円)程度を要求しているようだ。シェシュコは21歳、エキティケは22歳と若く、今後のさらなる成長も期待されている。
なお、以前から関心が報じられているガラタサライ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンとスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュについては、依然としてリストの上位に名を連ねているとのこと。いずれの選手の移籍金も高額になることが予想されるが、マンチェスター・ユナイテッドはブラジル代表MFカゼミーロやデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、ブラジル代表FWアントニーらの売却による補強資金捻出を検討しているようだ。