芝浦工業大は18日、新年度から徳本一善氏(45)が駅伝部の監督に就任すると発表した。
徳本氏は同大の公式ホームページを通じ「理系大学初の箱根駅伝出場という悲願を達成したいという芝浦工業大学の熱意を感じました。また、この環境で自分自身もさらに成長できると思えたことが就任を決意した理由です。45校目の箱根駅伝初出場は成し遂げないといけない責務だと思っています。これから、芝浦工業大学悲願の箱根に向け、徳本劇場第二幕に期待していただければと思います。応援よろしくお願いします」とコメントを発表した。
徳本氏は法政大時代に箱根駅伝で4年連続出走。2年時には1区区間賞、3年時には2区区間2位となった。卒業後は日清食品へ進み、03年から2年連続で日本選手権5000メートルを制した。12年春から箱根駅伝未出場の駿河台大の監督に就任し、22年の第98回大会で初出場へ導くと、24年第100回大会でも2度目の出場を達成。今年1月に本年度限りでの退任を公表していた。
芝浦工大は11年に駅伝部を創設。18年に前田直樹監督を招請し、22年の箱根駅伝予選会では過去最高の20位に入った。すでに前田監督が本年度限りで退任することが発表されていた。
コーチには麗澤大で監督を務め、19、20年の箱根駅伝で関東学生連合チームの監督を務めた山川達也氏が就任する。
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