マンチェスター・ユナイテッドに所属するエリクセン [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが新たな挑戦を求めて移籍先を探し始めたようだ。18日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在33歳のエリクセンは、アヤックスの下部組織から2010年にトップチームへと昇格。エールディヴィジ3連覇の原動力となると、2013年8月にトッテナムに移籍を果たした。在籍した7シーズンで公式戦305試合出場69ゴール82アシストを記録し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)準優勝などに貢献。2020年1月にインテルへと加入するが、翌年6月のEURO2020で試合中に心停止で倒れ、病院に搬送されてしまう。それでも植え込み型除細動器(ICD)の装着手術を受けて復帰し、ブレントフォードを経て2022年7月からマンチェスター・ユナイテッドでプレーしている。
そんななか、UEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むデンマーク代表として活動中のエリクセンが自身の去就について言及。「クラブから何の連絡もない。だから、おそらく契約は終了するんだろうと解釈している」と明かしつつ、「今夏で契約が切れるし、新しい道を探す準備はできている。それについては何の問題もない。どこへ行くかはまだ決めていないけどね」と退団が濃厚であると見解を示した。
また、「契約満了になるのは、心停止の後を除けば初めてのことだ。でも、あの時とは状況が違う」とコメント。続けて「いろいろなオファーを待っているところだ。焦って決めるつもりはないけど、適切な選択肢があればそれを受け入れる。しかし、それが何なのかはまだ分からない」と将来が不透明であることを再度強調している。
一方で「イングランドには残るつもりはない。アメリカにも行かないよ。そんなに遠くへは行かない。ヨーロッパには残りたいが、デンマークに戻るにはまだ早すぎる」と主張。果たしてエリクセンは来季どのクラブでプレーするのだろうか。