ロサンゼルスパラリンピックの新競技“パラクライミング” 国内最高峰の大会に世界王者ら集結!

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2025年03月19日 13:42  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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パラクライミングの国内最高峰の大会「ジャパンシリーズ」の第2戦が15日、神奈川県秦野市で行われ、世界で活躍する日本人選手が出場し技を競った。

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パラクライミングとは、視覚障がい・身体機能障がいのある選手が、高さ15mほどの壁に設定されたルートを登り、到達した高さを競う競技(オリンピックでいう「リード」にあたる)。2028年のロスパラリンピックから新たに採用される注目の競技だ。
視覚障がいのカテゴリーでは、地上にいる「サイトガイド」がトランシーバーやメガホンなどで指示を出すなど、お互いにコミュニケーションを取りながら登っていく。

今大会は世界で活躍する選手も多く出場。世界選手権を6度制した會田祥(28、三井住友海上あいおい生命)や、同じく優勝経験のある濱ノ上文哉(35、エイト日本技術開発)など、3年後のロサンゼルスパラリンピックで金メダルに期待がかかる選手。いずれも今大会優勝を果たしている。

そしてもう1人の注目選手が、RP3クラス(身体機能障がい)の高野正(41、ソニー生命・朝霞市立朝霞第九小学校)。13歳で左下肢機能障がいになり、左脚の膝から下をほとんど使うことができない。それでも普段は小学校の先生として働きながら「教師」と「クライマー」の二刀流で活躍している。23年の世界選手権で初優勝、24年のW杯では3戦全勝と世界で圧倒的な強さを誇るクライマー。

大会当日は気温9℃、さらに雨が降るコンディションの中、高野は途中で手が滑ってしまい、惜しくも2位という結果に。それでも9月に行われる世界選手権に向け、「この大会で課題が明確になったので、改善しながら世界選手権では完登して優勝できるように頑張りたい」と前向きに語った。

パラクライミングの世界選手権は9月21日から韓国・ソウルで行われる。

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