阪神大賞典史上単独トップ4勝目なるか ゴールドシップで3連覇の須貝調教師が送り込む
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2025年03月19日 18:00 netkeiba

重賞初制覇を目指すヴェローチェエラ(24年11月撮影、ユーザー提供:しらすさん) 須貝尚介調教師がヴェローチェエラ(牡4)で、阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)の史上単独トップとなる4勝目を狙う。
須貝調教師はこれまで阪神大賞典に延べ7頭が出走。13年から15年にかけて、ゴールドシップでレース史上初の3連覇を達成している。通算3勝は大久保龍志調教師、友道康夫調教師などと並んで史上トップタイの数字となる。
今年はヴェローチェエラで挑む。昨春の京都新聞杯は惜しくも3着で日本ダービー出走を逃したものの、この後の放牧で大きく進化。夏の札幌で復帰すると1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと3連勝。一気にオープン入りを果たした。そして前走の日経新春杯は1番人気で0秒7差の4着。直線は伸び切れなかったが、中団から勝負所で外を回したことを考慮すれば、悲観する内容ではなかった。迎える今回、初の3000mとなるが、これまでのレースぶりから見て、距離延長は良さそう。大舞台に向けて弾みを付けたい一戦となる。
須貝調教師は3週前のチューリップ賞をクリノメイで制するなど、新装阪神と相性良し。勢いも味方に、ここで史上単独トップの阪神大賞典4勝目となることを期待したい。
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