レイデオロ産駒初の重賞Vなるか 昨年の日本ダービー4着馬が阪神大賞典に格上挑戦

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2025年03月19日 20:00  netkeiba

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重賞初制覇を目指すサンライズアース(今年1月撮影、ユーザー提供:つぶ貝さん)
 父に産駒重賞初勝利を届けることができるか。昨年の日本ダービーで4着だったサンライズアース(牡4、栗東・石坂公一厩舎)が、阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)で重賞初制覇を狙う。

 サンライズアースは父レイデオロ、母シャンドランジュ、母の父マンハッタンカフェの血統。母は未勝利だが、半兄のセラフィックコールは23年のみやこS、24年と25年のダイオライト記念の覇者。半妹のテリオスララは24年の萩Sを制し、阪神JFで3着だった。遡ると祖母は名繁殖牝馬のハルーワソングなので、ヴィルシーナ&シュヴァルグラン&ヴィブロスのきょうだいはいとこにあたる。

 ここまで6戦2勝。新馬、すみれSとデビュー2連勝。続く皐月賞は12着に大敗したが、日本ダービーでは後方から向正面での早め進出が功を奏し、0秒7差の4着に健闘した。その後は長期休養を強いられ、復帰戦の日経新春杯こそ最下位の16着だったが、前走の早春Sでは2着に奮闘。復調をアピールしている。今回は再び格上挑戦でのGII参戦となるが、スタミナを生かせるという意味で3000mは大歓迎。非常に楽しみなチャレンジとなる。

 レイデオロ産駒はこれまでJRA重賞に延べ21頭が出走。今年の共同通信杯のカラマティアノス、チューリップ賞のウォーターガーベラの2着が最高着順となっている。父の今年の種付料は前年から50%ダウンの250万円だから、安穏と過ごせる状況ではない。父にとっても自身にとっても、今後につながるタイトル奪取となることを願いたい。

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