鈴村健一、6年ぶりの『ヤマト』舞台あいさつ「忘れないでいてくれて…」　主な仕事は“ワープ”から“合いの手”に

　声優の小野大輔、桑島法子、鈴村健一、赤羽根健治が19日、都内で行われたアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の映画『ヤマトよ永遠にREBEL3199 第三章 群青のアステロイド』（4月11日公開）の完成披露舞台あいさつに参加した。

【集合カット】にこやかに写真に応じた鈴村健一&小野大輔ら豪華声優陣たち

　『ヤマトよ永遠にREBEL3199』は、1980年に公開された劇場映画第3作『ヤマトよ永遠に』を原作に、新解釈を加えて再構成した『宇宙戦艦ヤマト2199』シリーズ最新作。全七章にて全国劇場上映、『第三章 群青のアステロイド』は4月11日上映開始となる。

　小野は古代進役を、桑島は森雪役を、鈴村は島大介役を、赤羽根は南部康雄役を演じた。イベントには、福井晴敏総監督、ヤマトナオミチ監督も登壇し、MCは桐生御影役の中村繪里子が務めた。

　中村が「待ってました、鈴村さん！」と声を掛けると、鈴村は「待っていたんですか（笑）」と笑う。同シリーズの舞台あいさつへの鈴村の登壇は、なんと6年ぶりという。鈴村は「始まって13年ですから半分ぐらい出ていない。忘れないでいてくれてありがとうございます。主に『ワープ』を言う仕事をしています。意外とみんな忘れちゃうんですけど。最近は『ワープ』もしなくなりました。最近は合いの手。真田さんが説明する時に『ということは？』と」と苦笑いで語った。言葉数が少ないキャラクターだが、古代との友情を垣間見せた。鈴村は「古代がウジウジしてね！ウジウジしている時こそ親友のチャンスなんですよ。と思うんですけど、せりふになって出てこない…。背中で語り合っちゃう。アニメで、それをやられると僕の出番がなくなっちゃう。言葉を超えるから、困ったもんです」と嘆いて笑わせていた。