
ほとんどの接客業、店舗スタッフは礼儀正しいものだが、まれに失礼な接客に遭遇することがある。投稿を寄せたのは徳島県の50代女性。東京への買い物旅行で、某デパートの高級ファッションブランド店を訪れた際の出来事だ。(文:湊真智人)
店内を見て回る中、あるバッグに「一目惚れ」した女性は、すぐに購入しようとしたのだが……。
「『こちらお願いします』と店員さんにお伝えしました。(しかし、店員は)『お値段ご存知ですか〜』バカにしてますよね」
「なんぼでもエエけん包んで!」
身の丈に合っていないと思われたのか。客を値踏みするような発言に、女性は「感じ悪い」と思いつつ、こう一蹴した。
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「『なんぼでもエエけん包んで!』と四国徳島弁で返事しました。40万くらいでしたが私には高くない」
女性の豪快な一声には、この店員もたじろいだことだろう。
同様の体験談がもう一つ寄せられた。神奈川県の60代女性は、「いつも同じブランドで靴を買っていました」と明かす。
結婚を機に横浜から地方へ引っ越した後、デパートに同じブランドを見つけ「嬉しくなり、買う気満々で」訪れた。女性が「この靴の23〜25センチありますか?」と店員に訊ねると、
「お客さん、この靴高いのご存知ですか」
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と在庫の確認もせず聞いてきた。そこでブランド名をサラッと「〜ですよね?」と答えると、相手は
「なんだ知ってるんだ」
と思ったままを口にした。客の要望に応えずいきなり高価格だと宣言してくるのは、ただの嫌味に感じてしまう。謝罪もなかったようで、女性も気分を害したようだ。
「よほど貧しく見えたのか、たまたま23〜25センチの在庫が無かったのですが、嫌な気分でその場を離れました」
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