
結婚式は基本的には一生に一度のハレの日だけに、お金のかけどころには迷うものだ。それでも、若い二人がそうそう追加料金を出すこともできない。兵庫県の男性(70代〜)は、約40年前に結婚式を挙げたそう。当時の不満をこう明かした。(文:長田コウ)
「とにかく金を使わせようとする式場営業担当のオバハンにストレスが溜まった」
「『御家の紋は特注で別途5000円』とか言われた」
なんとしてでも「お金を使わせたい」という意志が伝わってきたようだ。レンタルで衣装を調達しようとしていた男性に対し、
「『新郎の着る紋付き袴の紋が御家の紋は特注で別途5000円』とか言われた」
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しかし、男性の家紋は薩摩藩主として有名な「〇に十の島津家と同じ」だったため、「普通にあるはず」と特注にする必要はない旨を告げたものの、営業担当の女性は「特注です」の一点張りだった。
仕方なく、「だったら普通の羽織に〇に十の紋をシールで貼るわ」と言うと、こう言い返してきたのだ。
「羽織が傷むから安物の羽織を貸します」
確かに、高級な羽織にシールの跡が残ったら貸す方も困ってしまうが、だからといって「安物」とまで言わなくてもいい気がする。双方にとって微妙なやり取りだろう。男性は、その式場ゆかりの歴史上の人物を振り返って、「〇〇さんも『銭稼ぎような〜』と感心しかつ呆れた」と当時の素直な心境を明かした。
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