IOC会長選 “日本人初の立候補” 渡辺守成氏がJNNの取材に改革訴え　退任のバッハ会長は名誉会長に就任

IOC＝国際オリンピック委員会の会長選挙が日本時間の今夜、ギリシャで行われます。日本人として初めて立候補している国際体操連盟の渡辺守成会長がJNNの取材に応じました。

記者
「IOC会長選の立候補者たちが各国のインタビューに応じています。本命不在で混戦だと伝えられています」

IOCの総会はギリシャで開催され、日本時間のきょう午後11時から、新しい会長を決める選挙が行われます。立候補しているのは7人で、日本人として初めて国際体操連盟の渡辺守成会長（66）が立候補しています。

国際体操連盟　渡辺守成会長
「商業主義で金儲けのためにやっているのではないかと見えてしまってるところは、やっぱり改善しないといけない。もともとは平和を求めるために始まったイベントだから」

渡辺会長は開催地の負担を減らすために「オリンピックの五大陸同時開催」などを掲げています。

会長選挙にはIOC副会長のサマランチ・ジュニア氏や唯一の女性候補者で元競泳金メダリストのコベントリー氏らが立候補しています。

また、総会では今年6月に退任するバッハ会長が、名誉会長に就任することが決まりました。

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