NewJeansとADORの所属事務所地位保全をめぐる法廷闘争 裁判所は仮処分申請認める

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2025年03月21日 18:37  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

NewJeans(2024年9月撮影)

NewJeans(ニュージーンズ=NJZ)と所属事務所ADOR(アドア)との契約問題について、ソウル中央地裁民事部は21日、ADORがNewJeans相手に出した「企画会社の地位保全および広告契約締結禁止仮処分申請」を受け入れた。


NewJeansメンバー5人は昨年11月に会見を開き、専属契約違反などを理由に契約解除を宣言。独自活動をスタートした。対してADORは1月、裁判所に「NewJeansメンバー5人が独自広告契約を締結することを防ぐ」との趣旨で、仮処分申請を出した。その後、5人の作詞、作曲、歌唱など音楽活動、芸能活動を禁止してほしいとの仮処分申請も出していた。


現在、NewJeansはグループ名をNJZに変更し、インスタグラムやX(旧ツイッター)など、公式SNSアカウントも開設。23日には香港アジア・ワールド・エキスポに参加する予定だ。


今回の裁判所の判定により、独自の活動はできなくなった。ADORは同日「ADORは、NewJeansの所属会社の地位を法的に確認されただめ、今後アーティスト支援に責任を全うする。コンプレックス・コンサートでもADOR所属のNewJeansのグループ名で進められるよう、現場で支援する」と発表した。


さらに「早いタイミングで、アーティストと会って率直な対話の時間を持つことを願っている。ADORともに再び成長していくNewJeansに暖かい応援と支持を送ってくれることを丁重にお願いします」ともつづった。


NewJeansが、2日後に迫った香港アジア・ワールド・エキスポに参加するかは未知数だ。


NewJeansとADORの所属事務所地位保全をめぐる法廷闘争 裁判所は仮処分申請認める

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