ヤマハ、『XSR900 ABS』をマイナーチェンジ。日本でのみ展開されるカラーリングも受注期間限定で登場

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2025年03月21日 21:40  AUTOSPORT web

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ヤマハXSR900(セラミックアイボリー:日本限定カラー)
 ヤマハは、3月13日に大型スポーツヘリテージモデル『XSR900 ABS』にマイナーチェンジを施した2025年モデルを4月14日に発売すると発表した。

『XSR900』は、ネオレトロな外観が特徴的な大型スポーツヘリテージバイク。2016年に『MT-09』をベースとして基本性能をそのままにレトロな見た目にカスタマイズされた初代モデルが登場した。2022年のフルモデルチェンジによって、バーエンドミラーやクラシックなシート形状など現在のカフェレーサー然としたスタイリングとなった。

 パワートレインには、クロスプレーン(不等間隔燃焼)によって扱いやすく軽量な888cc水冷直列3気筒エンジンを搭載。最高出力は88kW(120PS)/10000rpm、最大トルクは93Nm(9.5kgm)/7000rpmを発揮する。

 今回発表された最新モデルでは、サスペンションやハンドル周りなどの改良だけでなく、カラーラインアップに日本限定カラーも追加された。

 足回りでは、リヤにKYB製フルアジャスタブルモノサスペンションを新たに採用。減衰力とプリロードのアジャスターが別体式で装備され、スムーズなセッティングが可能となった。また、倒立式フロントサスペンションもリセッティングされるなどの最適化が施された。

 そして、カスタマイズ可能な走行モードも実装。SPORT・STREET・RAINの3種のモード以外に2種のカスタマイズ枠が用意され、ライダーの好みと走行シーンに合わせて各電子制御を調整することができる。

 また、操作しやすい形状となったハンドルには、アジャスター機構付クラッチレバーが組み合わさり、シートもより快適な硬さに変更された。その他にも、視認性の高い5インチフルカラーTFTディスプレイを新たに備え、ハンドルスイッチも操作しやすい配置に見直されている。

 ボディカラーは、『シルキーホワイト』、『ブラックメタリックX』の通常カラーに加え、日本限定カラーの『セラミックアイボリー』の3色を用意。

『セラミックアイボリー』は、メインカラーのアイボリーにブラウンの差し色が入ったカラーリングで、シートもブラウンに配色されている。なお、同カラーは、2025年9月30日までの受注期間限定となっている。

 メーカー希望小売価格は、通常カラーの2色が132万円(税込)、限定カラーの『セラミックアイボリー』が135万3000円(税込)。マイナーチェンジされた『XSR900 ABS』の2025年モデルは、4月14日から発売される予定となっている。

[オートスポーツweb 2025年03月21日]

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