ニッポン放送・胡口和雄アナ、今年のプロ野球は「打てないチームは勝てない」、「打のチームが優勝争い」と予想

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2025年03月22日 11:00  ベースボールキング

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ニッポン放送・胡口和雄アナウンサー
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム2・3月のテーマは“今年注目のチーム”



 ニッポン放送ショウアップナイターで実況を担当する胡口和雄アナウンサーは今季、「かつてのセパの盟友。注目チームは巨人と西武」とセ・リーグはリーグ連覇を目指す巨人、パ・リーグは昨季シーズンワーストの91敗を喫し最下位に沈んだ西武の2球団を注目チームに挙げた。



 胡口アナは「巨人は去年リーグ優勝したけど、今年はどうやって戦うか。去年は投手力、守備力で勝ってきたけど、巨人は打って勝たないと」と指摘。今オフ、巨人はソフトバンクからFAで甲斐拓也、セ・リーグの昨季最多セーブ投手のタイトルを獲得したライデル・マルティネス、楽天を自由契約になった田中将大、新5番打者候補にキャベッジを補強した。



 胡口アナは「甲斐が入ったことで攻撃的なオーダーが組める。守りもピッチャーはしっかり、5人目、6人目のピッチャーの負担が軽くなる」と予想する。「マー君にしても5回、6回でいい。7回8回投げる必要がない。8回大勢、9回マルティネスだったら、今までの7・8・9の3人があるので、1人マルティネスが入ることによって前倒しができる」と分析。



 「他の2人はケラーと高梨でセット、バルドナードは左でダメだったら船迫。6人を2、2、1、1でやると6回からの4イニングをうまく賄える。うまく1人で投げられれば全員を使わずに、もう1人のピッチャーを使うとかさ。そういう組み合わせができる。戸郷が最低7回まで投げてくれれば、大勢、マルティネスでいける。彼らのどちらかを休ませても、前の残りの4イニングを使える。変幻自在でリリーフは回せる。そうすると最低5回、悪くても4回。負けゲームはなんとかなるのかな」。



 西武については「ピッチャーがいいんだよね。今井と武内が10勝、隅田が9勝、実績のある高橋光成の0勝11敗はありえないわけだから。半分くらいにしては5勝、6勝勝てるピッチャー。平良が今の所抑えになるでしょう」と評価しながらも、打線に関しては、「国産じゃあどうにもならないから。打つ方もセデーニョを獲ったでしょう。ピッチャーがある程度頑張れば打てなくても、なんとかなる。巨人と似ている構図が。セデーニョが実績はあるけど1年間どれだけ打てるかは疑問符でしょう。ただ、一応形ができる」と話した。



 「打てないと、いいピッチングスタッフを持っていても勝てない。外国人次第。得点力アップが一番大事だから。ライオンズが優勝した頃は打てるチームだったからね。当時に比べて今は、ピッチャーはジャパンに入ってもいいような選手ばかりだからすごいよね」と打線が鍵を握ると見ているようだ。



 最後に、胡口アナは「打てないチームは勝てない。どのチームも打てるようになったら、少なくとも悪くてもAクラス。打たないとダメ。今年のプロ野球のテーマは打のチームが優勝争い。これが大きなテーマだろうな」と“打てるチーム”が上位に進出するのではないかと予想していた。



(ニッポン放送ショウアップナイター)

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