ロエベが新クリエイティブディレクターに「プロエンザ スクーラー」の創業デザイナーデュオを起用

　「ロエベ（LOEWE）」の新たなクリエイティブディレクターに、「プロエンザ スクーラー（Proenza Schouler）」の創業デザイナーデュオ、ジャック・マッコロー（Jack McCollough）とラザロ・ヘルナンデス（Lazaro Hernandez）が4月7日付で就任する。

　ロエベは、11年間クリエイティブ ディレクターを務めたジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）の退任を今月発表。その時点では、後任について未発表であった。
　ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは、「プロエンザ スクーラー（Proenza Schouler）」の創業デザイナー。今年1月に同ブランドを去り、今後の活動については発表していなかった。今後2人は、ウィメンズウェア、メンズウェア、レザー グッズ、アクセサリーにわたる全てのコレクションのクリエイティブを担うという。
　ジャックとラザロは、「ロエベに参画することを非常に光栄に思います。ロエベと私たちの価値観とミッションは密接に一致しています。ジョナサン・アンダーソンの卓越したクリエイティブディレクションのもと、ロエベを今日のような文化的な力へと形作ってきた素晴らしいチーム、職人、才能溢れる人たちと一緒に働けることが楽しみです」とコメントしている。
　なおロエベは、ブランド初となる大規模展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」を3月29日から5月11日まで原宿で開催。同ブランドの歴史やクラフトの文化を、これまでに生み出してきたアイテムやコラボレーションを通して紹介する。また東京での開催を記念して、ロエベ財団（LOEWE FOUNDATION）協力のもとロエベが日本国内外でおこなってきたコラボや文化プロジェクトを紹介する作品も特別に披露されるという。