4月4日スタートのドラマ24『ディアマイベイビー〜私があなたを支配するまで〜』に出演する松下由樹、野村康太(C)「ディアマイベイビー」製作委員会 俳優の松下由樹(56)、野村康太(21)が、4月4日スタートのテレ東系ドラマ24『ディアマイベイビー〜私があなたを支配するまで〜』(毎週金曜 深0:12)の取材会に参加した。2人が「衝撃的だった」と口をそろえる本作のストーリーのほか、互いの印象、撮影時のエピソードについて語った。
【写真】狂愛マネージャーの毒がにかかる!?『ディアマイベイビー』ビジュアル 原作は、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同製作した完全オリジナル漫画。芸能事務所のマネージャー・吉川恵子(松下)が、新人俳優・森山拓人(野村)に異常なまでの愛を注ぎ、その執着が狂気へ変ぼうしていくという、鬼気迫る狂愛サスペンス。
松下は、今回がテレ東連ドラ初単独主演。野村の印象を聞かれると「初めてお会いしてとにかく身長が高くてびっくりしました。『えっ!』って言ってしまうくらい驚いて(笑)」とファーストインプレッションを明かす。「役のプロフィールが184センチなのですが、本人は絶対に2メートル近くあると思っていた」といい、実際は役のプロフィールそのままの数字だったと聞いてさらに驚いたという。
一方の野村は「とにかく優しくて物腰の柔らかい方」と松下の印象を語り、「どうやって狂気の役を演じられるんだろうかと想像つかなくて。これから対峙していくのが楽しみです」とベテランの演技に期待も。また「目が合った時に引き込まれるなという印象で、すんなり精神がむしばまれていきそうだなと思いました(笑)」とユーモアたっぷりに語った。
最初に脚本を読んだ時は、2人とも「衝撃的だった」と口をそろえる。松下は「せりふもパワーワードがたくさんあって、展開も怒涛。とにかくこの強烈な物語をどう演じたらいいんだろうというのが最初の感想でした」と不安も明かした。野村は「とにかくドキドキハラハラする展開がずっと続いていく。脚本を読むのに休憩する暇もないくらい没入しちゃって、恐怖を感じながらも、楽しく読ませていただきました」と物語に引き込まれたと話した。
マネージャーの領域を超えた「母性」とも「依存」とも言える愛情を拓人に注ぐ恵子だが、印象に残っているせりふを聞くと松下は「(恵子は)拓人のことを“バブちゃん”と呼ぶんです(笑)」と苦笑い。続けて「外で“バブちゃん”と呼びながら拓人を探すシーンを撮影した時に、撮影も朝早かったので野村君が休んで寝ていたんです。そんな中、私が『バブちゃん!』ってすごい大声で叫んでいるのに、野村君が全く起きませんでした。微動だにしなかったので、すごい方だなと思いました(笑)」と舞台裏のエピソードも明かしていた。