
【動画】2人のかけがえのない時間にフォーカス『We Live in Time この時を生きて』ロングタイム予告
本作は、アカデミー賞(R)作品賞にノミネートされた『ブルックリン』で恋愛と移民生活を繊細かつ温かく描いたジョン・クローリー監督の最新作。昔ながらのラブストーリーに刺激的な新しい試みを加えた作品で、エッジの効いた実験的な作品を製作・配給するスタジオA24が、真正面から“愛と感動”を描いた物語の配給権を獲得したことでも話題を呼んでいる。
物語の主人公は、新進気鋭の一流シェフ・アルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚して失意のどん底にいたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)。何の接点もなく、自由奔放なアルムートと、慎重派のトビアスという正反対の性格を持つ2人が、運命的に出会い、恋に落ちる。幾度も試練を迎えながらも、やがて共に暮らし始め、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。そんな中、アルムートの余命がわずかであることがわかり、共に生きるトビアスに驚きの決意を告げる。
今回解禁となったのは、ナレーションやテロップを徹底的に排除し、2人のかけがえのない時間にフォーカスしたロングタイム予告。アルムートの運転する車にトビアスが轢かれたことから始まった信じ難い出会いの場面から、互いに惹かれ合いながらも考え方の違いで決裂していく2人の会話。驚くべきシチュエーションで誕生した娘の笑顔や、余命を告げられたアルムートの決意の滲む表情などが丁寧に映し出される。
主人公2人の過ごした悲喜交々の日々が、時間軸をシャッフルしながら描かれていく構成について、ジョン・クローリー監督は「時間を映画的に使って、恋愛関係を表現するというアイデアに惹かれました。作品全体にわたって、アルムートとトビアスの関係における、数年間、半年間、そして2人の子供が生まれる格別な一日という3つの時間軸が交錯します。そしてその境目をぼやかすことによって、観客がその3つの間をゆらゆらと漂えるよう、そして3つの時間軸が互いに溶け込んだり影響しあったりする様子を感じられるようにしました」とコメントしている。
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さらに、本作のムビチケ前売券(オンライン)が本日3月25日より発売開始。購入者には、特典として雑誌「POPEYE」の表紙イラストやユニクロとのコラボレーションで知られるアーティスト・長場雄が描き下ろした特別アートワーク入り「インビテーション壁紙」が付属する。
劇中に登場する2人の結婚式へのインビテーションカードをモチーフにしたもので、シンプルながらも人物の特徴を巧みに捉える長場雄らしいスタイルが光る温かなデザイン。印象的なバスタブでのワンシーンや、SNSで大きな話題となったあの“馬“をあしらった、メリーゴーランドに乗る2人の姿が描かれている。
映画『We Live in Time この時を生きて』は、6月6日公開。